青桃 二次創作 nmmn注意 本人様との関係一切無し
桃
んん…
今年も、俺の元にサンタさんは来たようだ
俺はもう29歳で、立派な大人なのになぜプレゼントがあるのか、
…それは一緒に住んでいる同居人、彼氏によるものである
桃
青おはよ、…
青
桃くん!おはよ〜
青
後ちょっとでご飯できるからね、
桃
ありがと
桃
…青、今年もサンタさん…
青
ピクッ…
青
今年も来たんだ…!
青
桃くんはすごいなぁ〜…きっとずっといい子なんだね!羨ましい!
桃
…ふふっ、中身ゲームだったから後で一緒にあそぼ、?
青
うん!楽しみ〜
青はバレてないって思ってるかもしれないけど、俺は知ってる
小さい時は親がお金が無くて、プレゼントなんて用意できなかった
それくらいすぐ分かったし、友達から自慢されても何も思わなかった
中学生から、プレゼントの話をするやつなんていなくなったし、
でも__
桃
ふぁあ〜ッ…
桃
…え、なに…これ
桃
箱、?
置いた覚えのない綺麗な箱
中身はずっと俺が欲しかったゲーム機で
桃
きっとサンタさんだ…っ、!
中学生とはいえまだ純粋な俺はきっと今まで我慢していた分、それが報われたんだと思った
…でも気付いてしまった
桃
(今年も、サンタさん来るのかな…)
ガサッ…
桃
(…!?!?)
そこに居たのは当時親友だった青で、箱を置いて扉から出ていくのを見て
彼には小さい時にプレゼントが無かったことを話していたから、気にしていてくれたんだろうとその日から知った
それを知ったからといって悲しくなった訳はないし、
むしろそれがキッカケで青を好きになったし…
今でもそれを続けてくれている青が言葉にできないくらい好きだ
桃
…青、
青
んー?
桃
ありがとう、ニコッ