この世には「異能」が存在している
ただ、その力を持つのは この世界の約3割しかおらず
国からは重厚な保護を受ける
異能の種類は様々だが
私の父はこの世で1番恐れられる異能を持っていた
そして、この私も父の異能を継いでしまったんだ
美世
いやぁ!…
上司
なんだよ?いつもなら受け入れるクセに…
美世
…でもっ!それは無理ですっ!
上司
俺はもうやる気だけど?
美世
いや!
上司
もうお前だって大人なんだよ、いいだろ?
美世
よくないです!!
美世
大人だからダメなんです!
美世
初めてはちゃんとしたいんです!
上司
もううるせえなぁ…
上司
お前は背が低いんだからしょうがねぇだろ?
美世
なんですかその言い方!
美世
いくらなんでも、「小学校」に配属なんておかしいでしょう!
美世
しかも、「生徒」として!
上司
そんなこと言ったってよ、適任がお前しか居ないんだよ
上司
背が低くて、童顔で、なんでもやれそうな奴って…
美世
それは、私に対する悪口ですか?!
美世
この身長はコンプレックスなんですっ!
上司
そうか?俺的には、ちっちゃくて可愛いけどなw
美世
もう、そんなこと言ってぇ!
美世
私を褒めて承諾させようとしてるんでしょ!
上司
まぁそうだけど…
美世
(◦`꒳´◦)ᵎᵎ
美世
もう、私怒りました!
美世
それはお断りします!
上司
あーまって!
上司
わかった、わかったから!
上司
お前にとっていい条件にすればいいんだろ?
美世
まぁ、そうですけど…
美世
だって、初めての大きな任務が「小学校に生徒として侵入して今起こっている事件の真相を暴く」
美世
これって、無理ゲーですよね?!
美世
新人の私が、1人で事件解明まで導くなんて無理です!
上司
だよなー
美世
納得はしないでください!
上司
ん〜
上司
じゃあさ
美世
はい、
上司
俺ん家に住む?