/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
シェアする/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
緑
ふぅ、やっと解放してもらえた…
月華
では手筈通りに。
聖莉奈
ほんとにあってるんだよね？
桃
確証はないけどね。
桃
行動からしてそれしか考えられなかった。
月希
えっと
月希
君たちが今7つのうち６つを所持してきて、💢
赤
そんな怒んなくてもいいじゃ〜ん
月希
💢💢
月希
で、残りの一つはありかがわからない、ということだね？
しょう
うん。
しょう
だからきくちゃんの場所がわかって追跡ができればって話でしょ？
月音
でも、7つの大秘宝を集めて何になるの？ただ世界で1番綺麗な7つの宝石ってだけじゃないの？
赤
それはちょっと違うんだな〜
紫
7つの大秘宝。
赤
太陽を司る「炎の水晶」
水
水を司る「雪の魔法使い」
紫
夜を司る「月の涙」
桃
生き物を司る「幻獣琥珀」
緑
森や植物を司る「生命の木」
黄
天候や空を司る「雷霆」
聖莉奈
いやあと一つは！？
桃
それは…
月華
何か言えない事象でも？
桃
わからないんだ。
聖莉奈
わからない？
緑
昔、
緑
代々この7つの宝石を守っていた家系があってね、
緑
でも、一族はその宝石の呪いで血筋を絶やすことになってしまった。
緑
だから最後の代は信頼できる7人の部下に一つずつ宝石を渡したんだよ。
月音
その、呪いっていうのは？
緑
それは、俺も本で調べただけだから本当のことはわからないけど…
緑
7つの宝石を集めて「とある儀式」をすると呪いが発動し、その人や周りの大切な人、物を次々に奪っていく。
緑
でも、その代わりに願いがなんでも一つだけ叶うんだ。
月希
願い？
月華
そんな異世界漫画じゃあるまいし…
聖莉奈
所詮眉唾物じゃないの？
水
うぅん。
水
これは真実だよ。
しょう
根拠は？
黄
ない。
聖莉奈
ない！？！？
紫
ただ、きくさが…魔女が警察に潜入してまで欲しがったものってだけで、結構な説得力にはなると思うが…
月音
まぁ、確かに？
月華
じゃあ最後に。どうして最後の一つの宝石は見つからないし情報も何もないの？
赤
恐れたからだ。
聖莉奈
恐れた？
赤
全部集まったら呪いが発動し、願いが叶うから。
月華
なるほど。理解です。
桃
と、まぁこれで与えられる情報は全て開示した。
水
作戦の時までに準備を整えて、必ずきくさちゃんの計画を阻止しよう！
全員
お〜！！！！
ハルト
（物陰で一連の流れを見て）
ハルト
………
パレット
〜♪〜♪
お〜！！！！
パレット
まとまったようね。
パレット
まったく、ハルトの家で作戦会議をするなんて…
パレット
こっち側なのに
パレット
まさか盗聴されてるとは夢にも思わないんでしょうね。
パレット
ふぅ、今日も疲れた〜
エモい風に窓越しに月を見つめながら
パレット
計画はバレバレ。
パレット
まぁ前提が違うから始まりもしないんだけどね。
パレット
ハルトがこっち側なことは、あの子なら気づいてそうだな…
パレット
いや、最悪全員…
パレット
それはないか…
パレット
勘づいてる人が2人。
パレット
確信してる人が1人…
パレット
話される前に、こっちに戻しとかないとな…
パレット
というか、まるで見当はずれすぎるよね。
パレット
目的も、宝石も、何もかも。
パレット
まぁ、世界を壊すためにやるなんてスケールが違いすぎるもんね。
パレット
ある方法を使えば…
パレット
私はなんの呪いも受けずに世界だけを壊すことができる。
パレット
私のことを決して、1秒たりとも良しとしなかった世界なんて、
パレット
ぐちゃぐちゃになっちゃえばいいんだよ。
パレット
人権だとか、本当に困ってる人に支援をだとか、
パレット
くだらないんだよね。
パレット
苦しみは本人にしかわかんないし、
パレット
若者の犠牲も多い。
パレット
本当に困ってる人なんていない。
パレット
いや、全員困ってて全員困ってなんかないのにね。
パレット
少なくとも…私は社会に受け入れられたことなんて一度もなかったのに…
パレット
はぁ、
パレット
あの人たちは、私がまだ最後の宝石を所持してないと思ってるんだろうな
パレット
まぁ聞こえてたからしってるけど
パレット
私…いや、先代が1番初めに盗んでるのにね。
パレット
ゴールデンフラワーか、
パレット
あれは金の薔薇なんて安っぽい名前じゃない。
パレット
６つの宝石を繋ぐ鍵
パレット
始まりと終わり…
パレット
いや、
パレット
死と復活を司る宝石。
パレット
カーテンコールなんだから。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページこの作品はいかがでしたか？
20
コメント
9件
か、かかかかかかか、かっけぇぇぇぇぇ！！！（語彙力の消失）
きくねぇずっと敵側だったら泣くわ(？)
わーお敵とは、うーん、めっちゃあたし興味本位で呪い恐れないよw
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
