愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
ワタシは今日も「嫉妬」と言う感情と戦う
愛茶
時計を見ると深夜0時を過ぎていた
愛茶
おやすみなさい
…カチッ…カチッ……
ピピピピピピ……
また来てしまった。憂鬱の朝 ワタシは今日も ドロドロの感情と戦う。
愛茶
愛茶
「あの子」と会う楽しみがあるでしょ……?ほら、元気出さないとっ……
愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
五月蝿い……五月蝿い……五月蝿い……五月蝿い五月蝿い五月蝿い……!!!!
外の雑音が……ワタシにとっては地獄だ……。
あっ……同じ制服を着た子がいる… ……じゃあ、あいつも敵だ……
あいつが「あの子」を好きで無かったとしても……自分から見て 邪魔なやつは……全員消えればいい…
愛茶
愛茶
あっ……いけない。こんなこと公共の場で呟いちゃったら…おかしい奴だと思われちゃう……ふふっ……
それに、もしも「あの子」に見られてたら……ねっ……?
愛茶
あっ……ドアが開く… 駅に着いた……
愛茶
愛茶
ゴキブリだらけね。 教室の雑音が…気持ち悪い…
我慢しなきゃ……我慢しなきゃ……
愛茶
ワタシはこの7文字だけを呟いて 自分の席へ座る…… いや、座ろうと思った……けど
ワタシの席には 今日もゴキブリ共が…集まってる… 気持ち悪い……汚い…… やめてよ…… ワタシの物に……私物に…… 触らないで……、やめて…… それはダメなの……!!!!!!!!
優しく教えてあげないとねっ…… 落ち着いて落ち着いて……。 怒っちゃダメ……虐めちゃダメ……
愛茶
あなんで私謝ってるの? 謝るのはあっち。あっちのゴキブリ共……。早く謝罪してよ…… えっ……謝罪しないで…… 自分の席に戻っちゃうの……? …………
愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
愛茶
ワタシは……ついに 皆の前で感情を 出してしまった……。
ドロドロだ……
待ってよ……違う。嫌わないで……
どうしよう……「あの子」に 見られてたかな……嫌われちゃったかな……
嫌だよ……嫌わないでよ……!!!! ワタシの努力が ……ガラスの破片のように 割れていく……
ワタシの努力を踏まないで…… 踏み潰さないで……!!!!
愛茶
本人に聞いてみないとねっ……。 でももし……ワタシの本性がバレちゃったのなら……
愛茶
2章へ続く
コメント
1件
あの子が誰なのか気になりまくり〜!