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レトルト
キヨ。
キヨ。
床には服や靴下が脱ぎ散らかしてあり
ポテチの袋も置きっぱなしになっていた。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
俺は散らばったゴミを拾う。
レトさんは服を洗濯機に放り込んで 満足していた。
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
どうやらあまり料理はしないみたいだ。
冷蔵庫もほぼ入っていなかった。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
棚からカップ麺を持ってきて お湯を沸かし始める。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
カップ麺の準備をしたり お茶を持ってきたり
パタパタと動くその動きを見ていた。
見てて飽きないし やっぱり可愛いなとさえ思う。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
料理が苦手なことを恥ずかしがりながら 少しずつ箸を進める。
晩ごはんを食べ終わり やっと課題に手をつける。
レトルト
レトルト
レトルト
レトさんはブツブツと独り言を言いながら課題をしていた。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
パソコン画面を見せようと 俺の隣に座る。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
手元にある参考書をレトさんの目の前に出して見るように促す。
レトルト
ページを覗き込むように レトさんが俺に近づく。
ふわふわの髪の毛が俺の顔に 当たってくすぐったい。
キヨ。
課題をやっているだけなのだが 俺の頭はそればっかりだ。
レトルト
レトルト
そう言ってまた離れて 課題を続ける。
その後もレトさんは百面相をしながら 参考書とにらめっこして
得意な俺はさっさと片付けて その顔をひたすら見ていた。
レトルト
疲れた顔で床に寝転ぶ。
キヨ。
キヨ。
レトさんの顔を覗き込めば 嬉しそうな顔で見上げてくる。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
やってやるぞーと腕まくりをする レトさんを見て
笑いがこみ上げてくる。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
いつもコンビニ飯のレトさん。
ポテチがご飯だと言うから恐ろしい。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
教えるなんてただの口実で
本当はただ一緒に居たいだけ。
キヨ。
玄関で帰る準備をする。
ちょっと寂しそうな顔で レトさんが俺を見る。
レトルト
キヨ。
急に決まったことだったので 着替えも用意していない。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
そう言ってレトさんの家を後にした。
TO BE CONTINUED...