TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

不凍港

一覧ページ

「不凍港」のメインビジュアル

不凍港

1 - 不凍港

♥

18

2019年06月16日

シェアするシェアする
報告する

莉央

桜子!桜子!

桜子

どうしたの?

莉央

私達同じクラスになれたよ!

桜子

嘘!

莉央

ほんと!

桜子

やったー!

莉央

ずっとずっと仲良しでいようね

桜子

うん!

数ヶ月後

莉央

桜子、おはよう

桜子

おはよう

莉央

今日体調悪いから学校休む。ごめん

桜子

OK!

次の日

莉央

今日も休む

桜子

OK!

数ヶ月後

莉央

今日も

桜子

分かった…

桜子

莉央、どうしちゃったんだろ…

女子1

桜子!おはよう!

桜子

おはよう!

女子1

そう言えばさ、桜子って莉央と仲良かったよね

桜子

うん。

女子1

急に不登校になっちゃって心配でしょ?

桜子

うん…

女子1

ねえ、真帆はどう思う?

真帆

いや、別に…ちょっとトイレ行ってくる

女子1

真帆ってさ冷たいよね

桜子

うん。だって莉央と同じ部活なのに

女子1

心配じゃないのかな?

桜子

さあ?

部活

女子1

桜子、パス!

桜子

はい!

女子1

レシーブ!

桜子

あっ!

女子1

桜子!大丈夫!

女子2

大変!桜子が!

女子1

保健室連れていかなきゃ!

数十分後

先生

もう大丈夫よ。戻っていいわ

桜子

はい…ありがとうございます

「真帆!パス!」 「ナイスシュー!」

桜子

女バスだ…

(ガタッ!! バタバタ…

花音

はあ!疲れたー!…あれ?あなた…確かバレー部の?

桜子

えっと…日比野桜子です!

花音

確か莉央ちゃんと仲良かったわよね?

桜子

はい…

花音

もし、莉央ちゃんに会えたら、私達みんな心配してるって言っといて!

桜子

はい!

部室にて

小春

桜子ちゃん!もう部活終わったよ!

桜子

え!!待っててくれたんですか?

小春

だって心配だったんだもんー!

桜子

へへっ!ありがとうございます!

小春

一緒に帰ろ!

桜子

はい!

小春

ねえ、桜子ちゃんはさ、バレー好き?

桜子

はい!もちろん!

小春

私さぁ、バレー好きじゃないんだ

桜子

え?じゃあなんで?

小春

私ね元々バスケ部だったの。でも転部したんだ。

桜子

ど、どうしてですか?

小春

いじめられたの。

桜子

いじめ?

小春

そう。それで耐えられなくて転部した。

桜子

バスケ部にいじめなんてあったんですね…

小春

そう言えば桜子ちゃんの仲いい子、不登校になってたよね。

桜子

はい…

小春

あのね、あの子、バスケ部でしょ?

小春

だからもしかしたらいじめかもしれない。

桜子

そんな…

小春

まだわかんないけとね。まあいいや!バイバイ

桜子

はい!さよなら!

桜子

莉央がいじめられたかもしれない。ってこと?そんな…

次の日

桜子

莉央の事が気になって早く来ちゃった。

桜子

確かバスケ部は…

真帆

桜子!

桜子

真帆!

真帆

桜子、あのね…

花音

真帆ちゃん!練習戻って!…あれ?桜子ちゃん?

桜子

あ、あの!聞きたいことがあって…

花音

聞きたいこと?

桜子

うちの部活の先輩から

桜子

バスケ部でいじめがあったって聞いたんですけど…

桜子

本当ですか?

花音

まさか!嘘でしょ?いいから真帆!戻るわよ!

真帆

先輩…もうやめましょ…

花音

は?

真帆

先輩…莉央の事いじめてましたよね?

桜子

え?

花音

はあ?急に変なこと言わないで!行くわよ!

小春

待ちなさい!

桜子

小春先輩!

花音

何よ!なんか用!?

小春

花音…もう認めてよ…

小春

私のこといじめてたでしょ?

花音

は?

小春

私のバッシュ隠して、弁当をゴミ箱に捨てたりして…

桜子

酷い…

花音

嘘よ!嘘なの!

小春

違うわ!花音は私と莉央ちゃんをいじめた!ほんとよ!

桜子

花音先輩…小春先輩…真帆…

桜子

この中で誰かがうそをついてるはずなんです。

桜子

誰かは分からない。

桜子

でも、正直なことを言って欲しい。

桜子

もし花音先輩がいじめをしてたとしても

桜子

まだやり直せます!

桜子

だから正直なことを言って欲しい…

花音

分かったわよ…そうよ!私がいじめてたのよ!

桜子

やっぱり…でもなんでですか?

花音

小春も莉央も私よりバスケが上手かった。

花音

それが憎かったのよ。

桜子

そんな…

花音

でももういいわ。私が間違ってた

花音

小春、ごめんなさい。

花音

桜子ちゃん、後でちゃんと莉央ちゃんに謝っとくわ。

桜子

分かりました。

花音

じゃあ真帆ちゃん、練習に戻りましょう。

真帆

待ってください!

桜子

え?

真帆

私も桜子に謝らなきゃ行けないんです

桜子

え?

真帆

桜子、私莉央のいじめをずっと見て見ぬふりしてた。

真帆

最低よね。

真帆

その罪悪感から私は莉央の話が出ると

真帆

冷たい反応をした。

真帆

ほんと最低よね

真帆

ごめんなさい!

桜子

もう。いいんだよ。終わったことだし!

真帆

ありがとう…

花音

じゃあ行きましょう

真帆

はい!

小春

桜子ちゃんも行こっか!

桜子

はい!

次の日

莉央

おはよう!

桜子

莉央!

莉央

桜子ありがとう!

莉央

全部桜子のおかげ!

桜子

いいの!これからも親友でいようね!

莉央

うん!

この作品はいかがでしたか?

18

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚