モモ
ゴロゴロ……
七菜
あー! モモ、寝てる!
モモ(うるさいな……)
栞
七菜ー! モモを起こしちゃダメよ!
七菜
わかってるよ! そんなこと、いちいち言わなくていいから!
栞
はいはい。わかったから、そんなに怒らないの
俊一
そうだぞ~。それに七菜は世界一可愛いんだから、そんなにむくれるな
七菜
は~い
モモ(全く、七菜はすぐにむくれる……)
栞
モモのご飯出来たけど、置いておこうかしら
モモ
にゃ~ん
栞
あら、モモ。おはよう
俊一
モモ、おはよう
七菜
モモ、起きたね!
モモ(ご飯となれば、眠くても起きるんだよ)
モモ
もぐもぐ
七菜
モモ、どう? 美味しい?
モモ
にゃ~ん
モモ(まあまあ美味しい)
七菜
モモは本当に可愛いねっ!
モモ(そりゃどうも)
七菜
モモ! 一緒に寝よう!
モモ
にゃ~ん
モモ(仕方ない。七菜は危なっかしいから、付き合ってやるか……)
七菜とモモはベッドに潜り込む。
七菜
ふふ。モモは丸くて、フワフワで温かいな~
モモ(七菜に抱き付かれて、こっちも温かい……)
七菜
じゃあ、モモ。おやすみ……
モモ
にゃ~ん……
モモ(こっちもおやすみ。七菜)
ー了ー