/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
kn
フー！着いたァ！
○○
わぁ、こんな都会来たことない…
tn
エッ、まじ？
○○
うん、教科書で見るくらい…
shp
家族と出かけたりはせえへんの？
○○
家からは学校行く時以外出られなかったから、
○○
外の世界って、こんな感じなんだなあ…
sha
…（○○は、ほんとに辛い生活してきたんやな、）
sha
○○
○○
ん、？
sha
今日くらいさ。辛いこと忘れて楽しもうよ
○○
え、
zm
俺らが○○を楽しませるから！笑ってよーぜ！
○○
…っ
○○
うん！（泣
ut
お、水族館見えてきたで！
em
あれ水族館なん？！デカすぎん？！
ci
ここら辺じゃ一番有名な水族館らしいで！！
rbr
ほ〜ええなぁ しかも平日やし全然混んでないかもな
kn
じゃ、行くでー！
kn
おー！！
○○
お、おー！笑
zm
ウワ、中涼しいー！
tn
おいゾム！子供やないんやから騒ぐなやあ
zm
て、てへ
rbr
でもほんまに人おらんなあ、貸切みたい
○○
おさかなさん、
水槽のガラスに手を当ててただひたすらに泳ぐ魚を目で追う○○
em
ふふ、綺麗ですね
kn
水族館なんて久々やなあ…
ut
俺も、3年前女と来たなぁ…あいつ名前なんやったっけな、、
sha
黙れかす
ut
ちゅめたい
○○
あの大きい魚…すごい、
ci
あれはマンボウやで！
○○
うん、知ってる！
ci
（がく、）
shp
忘れてたけど○○って頭めっちゃ良かったな
○○
良くないよ、？
tn
あれ？そうやっけ？
○○
この前の全国模試…2位だったんだ
○○
それでお母さんを怒らせちゃって…家出してきたの。
zm
2位で怒られるんか…俺の点数やったら死刑レベルやな…
rbr
2位ってすごいよ？○○
○○
そうなのかなあ、
rbr
当たり前やん。っていうか、順位関係なく○○が頭良いのは学校のみんなも知っとるんやろ？
rbr
それは○○が今まで努力してきたことが、みんなに認められてるっちゅーことなんちゃうか？
○○
そっか、
○○
関係ないのか…
○○
んへへ、ありがとうロボロさん（ﾆｺ
rbr
うん。それでええ。
em
今は水族館をめいいっぱい楽しもうな
○○
うん！
ci
す、すげーー！あの魚めっちゃ泳ぐのはえー！
zm
ウワ！！こいつなんかめっちゃ身あって美味そうやなぁ…（
sha
さ、さ、サメがおる！サメ！（汗）
rbr
ガラス越しやから大丈夫に決まっとるやろあほか…
shp
…!! この魚…前家で育てようと思ったけどめんどくなって飼うのやめたやつや…
tn
どんな思い出やねん
em
ぜひ紅茶を飲みながら水族館を楽しみたいですね…
ut
何言うてんのこいつ
kn
アーハッハッ⤴︎⤴︎
○○
（楽しいなぁ…）
○○
（ずっとここにいたい…）
ut
いやぁ、楽しかったっすわ！
shp
案外悪くないっすね
ci
ゾムが水槽入って魚捕まえるゆうたときはさすがに焦ったけどな
zm
冗談に決まっとるやん、
○○
んはは笑
その時前の方から聞いたことのある声が聞こえた
クラスメイト
いやぁ、それでさーw
クラスメイト
いやないわそれは！w
tn
はえ〜、高校生やろか、元気やなあ
em
ウンウン。若いっていいね
○○
あ、…
sha
○○、どうした？
○○
え、えっと……
同じクラスの子だ
それも、朝のニュースで悪口言ってた子…
○○
…だ、
kn
ん、？
○○
……いやだ、
○○は近くにいたゾムの背中に隠れる
zm
…
ゾムは何かを察したように、自分の着ていたパーカーを脱いで○○に着させた
○○
ぞ、むさん…？
zm
朝のニュースの子やろ
zm
とりあえずこれ被って隠れとき
○○
…うん、
クラスメイト
〜〜〜ww
クラスメイト
〜！！w
クラスメイトの声がだんだん大きくなる ○○に近づいてきてる
○○
……、
クラスメイト
あれ、
クラスメイト
あいつってさ。
クラスメイト
○○さんじゃない？
○○は怖くて、思わず目をきゅっとつむる
em
どうかしましたか？
クラスメイト
い、いや、その子がクラスメイトに似てるな〜って、笑
ut
ああ、
ut
君たち高校生？
クラスメイト
はい、
ut
この子は中学生やで。人違いちゃう？
クラスメイト
そ、そうなんですね！勘違いすみませんでした〜！
そう言ってクラスメイト達は通り過ぎていった
○○
…
tn
○○、大丈夫か…？
○○
こわかった、
rbr
よーがんばった。
shp
さ、早く家帰ってゲームでもして気晴らししましょ
zm
そうやな
○○
あ、ゾムさん…パーカー、ありがとう
zm
うん。ええよ、寒いから家帰るまで着ときな
○○
うん…（ﾆｺ
そのあと家にみんなで帰った
私が怖がらないように、みんな話を楽しく盛り上げながら一緒に帰ってくれた
だから、クラスメイトが最後に捨て吐いたあの言葉も聞こえないはずだったのに
クラスメイト
あいつはずっと行方不明でいいのよ
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
