テラーノベル
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部屋の電気は、つけていない。 カーテンの隙間から入る街灯だけが、ぼんやりと部屋を照らしてる
ベッドの上で膝を抱えて座る
時計の針の音がやけに大きく響く。
...寝れない
目を閉じると全部が浮かんでくるから。
検査薬の線。
勇斗の顔
無理すんなよって言葉。
山中柔太朗
ぽつりとこぼれた声は、暗闇に溶けた。
ふと、手がお腹に触れる。 まだ何も変わってないはずなのに。
そこに"いる"って分かってしまう。
山中柔太朗
返事なんてあるわけないのに
しばらく黙ったまま、呼吸だけが続く。
山中柔太朗
気づけば、言葉がこぼれていた。
山中柔太朗
喉が詰まる。
涙が静かに落ちる。
山中柔太朗
声が震える。
言えば楽になるかもしれない。
でも__
山中柔太朗
頭に浮かぶのは勇斗の顔
笑ってる顔 優しい声。
その全部が今は怖い。
山中柔太朗
ぎゅっとシーツを握る。
山中柔太朗
涙が止まらない。
山中柔太朗
お腹に触れたまま目を閉じる。
山中柔太朗
かすれた声。
山中柔太朗
本当はなんも決まってない。
ただ時間を先延ばしにしてるだけ
それでも
山中柔太朗
その言葉だけは、やけに強く言った。 誰にも頼らないって、決めるみたいに。
静かな部屋。 涙も、少しずつ止まっていく。 でも胸の奥の苦しさは、消えないまま。
山中柔太朗
小さく呟く。
返事はない。
それでも、そっとお腹を撫でた。
まるでそこにいる誰かを安心させるみたいに
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝30♡
短くてごめんなさい💦🙇🏻♂️
コメント
2件
え〜(泣)赤ちゃん絶対かわいいやん