優しい手の温もりに驚きとドキドキでなかなか言葉が出て来ない○○に彼は優しく声をかけた。
??
話したくなかったら無理に話さなくて良いよ。大丈夫だよ。
○○は彼の優しい言葉で落ち着きを取り戻し小さく頷き精一杯の作り笑顔をして視線を下ろした。
??
~心の声~
この子本当に可愛い。辛いのに無理して笑って・・・守りたいな。
マネージャー
すみません、こちらのマンションでお間違えないですか?
そうこうしてる間に○○の住むマンションに到着した。
○○
あ、はい。ここで大丈夫です!わざわざ送って頂きありがとうございます!
○○が車を降りようとした時、運転手が○○に待つよう言った。
マネージャー
あ、まだ降りないでください。ここで降りるとまた濡れてしまいます。
駐車場に入るので駐車場のエレベーターからお上がりください!
○○
え??あの・・・なぜ駐車場に・・・??
駐車場に入るにはセキュリティキーが必要で住人しか持っていないはず・・・○○は不思議に思い運転手に尋ねた。
マネージャー
あ、大森さんがこちらのマンションにお住いなので入れるんです。
○○
大森さん・・・??
??
俺もここのマンションに住んでるんだ。さっき君がこのマンションを指さした時びっくりだったよ笑
○○
え?!!
○○はびっくりした。なんと彼もおなじマンションに住む住人だという。
○○
同じマンションだったんですね!!びっくりです。
??
俺10階に住んでるんだ。君は?
○○
私は7階です。
??
お、近いね!笑
???
俺らも近くに住んでるんだよ!ご近所さんだね!
○○
そうなんですか?!皆さんお近くに住まわれてるんですね😊ご近所さんですね!
マネージャー
着きました。お疲れ様でした。
マネージャー
あの、よろしければお名前と連絡先をお教え願えますか?お怪我もされてますし、後日改めてご連絡させて頂きたいので。
○○
あ、私○○ ○○と申します。連絡先は・・・