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sora
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ゆゆ

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コメント
1件
ああ~~~、もう、最高でした……! 5話完結とはいえ、この4話でようやくお互いの気持ちが通じ合って、本当に良かったですね😭💕「ビジネスパートナー」なんて冷たい言葉で自分を守ろうとする仁人くんと、叫びながらも声が震えてる勇斗くんの対比がもう胸に刺さりすぎました……!10年分の想いがようやく報われて、読んでるこっちまで涙が出そうです。おふたりの関係がどう変わっていくのか、次が待ち遠しいです!✨
久しぶりに5人全員が揃った大きなライブ。 その熱狂の興奮がまだ冷めやらない打ち上げの帰り道、夜風は驚くほどに静かだった。
塩﨑太智
山中柔太朗
曽野舜太
駐車場で、太智、柔太朗、舜太の3人が、あからさまに空気を読んだ様子で足早にタクシーへ乗り込んでいく。 何が「出席」だ。 引き止める間もなく走り去る車のテールランプを呆然と見送っていると、背後からぐい、と強い力で腕を掴まれた。
佐野勇斗
振り返ると、キャップを深く被った勇斗が、いつになくガチな目で俺を見つめていた。 有無を言わせないその強引さに、心臓がトクンと跳ねる。 断る間もなく彼の車に乗せられ、車内を支配する重苦しい沈黙に耐えているうちに、気づけば俺は、見慣れた勇斗のマンションの部屋の前に立っていた。
ガチャリと、静まり返った部屋のドアが閉まる。 いつも楽屋で大騒ぎしている「佐野勇斗」は、そこにはいなかった。 ただの、一人の男としての気配が、空間に濃密に満ちている。 緊張でどこに視線を置いていいか分からず、そわそわと立ち尽くす俺の前に、勇斗が立ちはだかった。 彼は俺の上着を強引に剥ぎ取るように脱がせると、ソファへ押し通すように座らせる。
吉田仁人
佐野勇斗
勇斗が俺の目の前に膝をつき、下から覗き込むようにじっと目を見つめてくる。 逃げ場のないその至近距離に、息が詰まる。
佐野勇斗
吉田仁人
「ビジネス」という冷たい言葉を盾にして、必死に自分を守ろうとした。 これ以上踏み込んだら、10年かけて築いた「最高の相棒」という特等席すら失ってしまう。 その恐怖から逃げたくて、俺は嘘をついた。 その瞬間、勇斗の瞳に激しい感情の火が灯った。 俺の両肩を掴む彼の大きな手が、きつく強くなる。
佐野勇斗
部屋の空気を震わせるような、勇斗の叫び。
佐野勇斗
いつもと違う、低くて、掠れて、少しだけ震えている勇斗の声。 脳が一瞬、理解を拒否した。
吉田仁人
佐野勇斗
声を荒らげた勇斗の瞳は、真っ直ぐで、必死で、今にも泣き出しそうに揺れていた。
佐野勇斗
その瞬間、俺の視界がにわかに歪んだ。 ぽたぽたと、膝の上に大粒の涙が落ちていく。 臆病になって、「相棒」という名の檻に閉じこもっていたのは、俺だけじゃなかったんだ。 勇斗も同じ暗闇の中で、同じ恐怖と戦いながら、ずっと俺を待っていた。
吉田仁人
佐野勇斗
吉田仁人
最後まで言い切る前に、勇斗の長い腕が俺の身体を強く引き寄せた。 壊れ物を扱うように優しいのに、二度と離さないという強い執念を感じる力で、ぎゅっと抱きしめられる。 耳元で、勇斗のホッとしたような長い吐息が聞こえた。
佐野勇斗
長すぎた10年間の片思いが、今、最高の答え合わせを迎えて幕を閉じた。