テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
主
主
主
それから数日後。 炭治郎は縁側で風にあたっていると、背後からとことこと近づいてくる足音に気づいた
炭治郎
無一郎
炭治郎が頷くと、無一郎は静かに座った。 けれどそのまま、ふわっと炭治郎の肩にもたれかかる
無一郎
炭治郎
無一郎
炭治郎
なんでもない言葉。 けれど炭治郎は心臓が少しだけ速くなるのを感じていた
しばらくの静けさの中で、 無一郎の指先が炭治郎の袖をちょこんとつまむ
無一郎
炭治郎
無一郎
炭治郎は困ったように笑った
炭治郎
無一郎
炭治郎
無一郎は照れ隠しのように顔をうずめた
無一郎
炭治郎
そう言った炭治郎の声に、 無一郎の表情がふわりとほどけた
甘え方も、独占欲も、全部不器用。 でもそれが今のふたりの“ちょうどいい距離”だった
主
主
主
主
主
主
主
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!