テラーノベル
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「あと一秒ズレてたら、終わってたかも」
とある撮影の日。メンバーは集合して、控室でワイワイと準備を進めていた。
𝐼 🤪
Y 🦁
𝐼 🤪
𝐼 🤪
いふが小さく笑って、りうらの方をちら、と見た。
りうらは思わず、咳払いをして視線をそらす。顔はバレてないふりしてるけど、耳が真っ赤だ。
𝑅 🐤
でも、いふは止まらない。 撮影準備の合間、他のメンバーが楽屋から出て行った瞬間、 りうらの隣にスッと座り、耳元で囁く。
𝐼 🤪
𝑅 🐤
𝐼 🤪
𝑅 🐤
いふがリップを指でなぞってくる。 さっき塗ったばかりのリップが、指先で薄く拭われる。
𝐼 🤪
𝑅 🐤
𝐼 🤪
いふはくすくす笑いながら、ポケットから新品のリップを出して渡してくる。 りうらは思わず取り落としそうになった。
𝑅 🐤
𝐼 🤪
𝑅 🐤
一瞬、2人の空気が甘くなる
そのタイミングでー
N 🍣
S 🐇
N 🍣
ガチャッと楽屋のドアが開き、ないこが入ってきた。 続いて初兎の声もする。
S 🐇
H 💎
𝑅 🐤
りうらが一瞬で声を上げて、椅子から立ち上がる。
いふはあくまで落ち着いたまま、りうらの腕を取って引き戻した。
𝐼 🤪
𝑅 🐤
𝑅 🐤
でも、いふの手はずっと離れなくて、 りうらの手首を優しく包んでいた。
𝑅 🐤
いふと目が合う。 その目は、まっすぐで、甘くて、優しかった。
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