罪に溺れた日

あの日僕らは会っちゃいけなかったんだ

罪に罪を重ね

僕達は…

数年前

僕は警察から逃げていた

ある…罪を犯して

壁にもたれ座る

行くあてもない

24時間ずっと

外をにげまわっていた

足音が聞こえる

息を潜める

何も食べてなかったせいで力が入らない

誰かが近ずいてくる

お腹がなる

女は困った顔をして袋を漁る

僕は女の家に入った

…僕が犯罪者だと…知らないのか

部屋を見渡す

女らしい部屋だな…

おんなはそうゆうと

カレーを出てきた

僕はスプーンをとり食べ始めた

久しぶりに優しくされた

久しぶりにあったかいご飯を食べた

それから僕は女の家に

住まわしてもらい

かれこれ

数ヶ月がたち

僕達の関係も変わっていた

一緒に暮らしているうち

恋愛感情をいだいてしまっていた

言ったらきっと…

君は離れていくから

それから数日後

突然のことだった

まだ朝にもなっていない

こんな夜中に

あの時の僕はなんで家を出たのか

分からなかった…

ゆわれるがまま僕は君についていき

街を出て

新しい家に引っ越した

君はそう言ってまた新しい家を出ていった

僕は疑問に思いながらも

テレビを付けて

帰ってくるのを待つことにした

ピッ(電源を切る音)

きみは僕に笑いかける

抱きしめ

2人して泣いた

罪に罪を重ねた日

僕達は愛し合った

その日の夜

強く抱き締めるきみ

そして次の日から僕達はまた逃げ回わる生活を送ったいた

僕達は飛行機のチケットを取り

飛行機に乗ろうとした

だけど…

逃げ場所もない

僕達はただ立ちすくんだ

捕まった

これでいい

これで…

僕は署に連れていかれ数ヶ月後には裁判が行われた

そして…懲役20年の刑になった

君はもう僕を覚えていないだろう

幸せに暮らしてるといいな…

それだけで僕は十分だ…

20年後

やっとでれた

太陽がぼくをてらす

僕は刑務所をでた

誰かが僕を呼ぶ

声のする方へ顔をむけると

罪に罪を重ねた日

僕達は

罪に溺れ

愛し合った

だけどもう

二度と罪はおかさない

君に溺れて

きみを愛すから