奏は刀を振るったが 俺は無意識のうちに剣で防御していた
同時に紫色のオーラをまとう…
痛都 奏
パーカ
先程の頭痛はもうない むしろそのおかげで…
パーカ
痛都 奏
パーカ
パーカ
痛都 奏
痛都 奏
奏は頭を抱える
隙を見て俺は走り出す
剣を振るが、奏で防御される
防御された刀を振り払い 今度は奏の腹をつこうとするも…
痛都 奏
ギリギリ防御されてしまう
痛都 奏
完全に殺そうとしているな!!!
奏は俺から離れ、仮面に手をかける
痛都 奏
仮面を取り、地面に投げつけた
痛都 奏
余裕のない表情だった
痛都 奏
さらに表情が崩れていく…
…俺はふと気づく
誰かが俺を守ってくれていることを
痛都 奏
俺は走り出し、また剣を振るう
今ならできる…そんな気がした
痛都 奏
「お母様… ヘリの準備が整いました。 地下にお越しください。 繰り返します。 ヘリの準備が整いました。 地下にお越しください」
ライ
ライ
カクターン
ライ
ライ
10階
ラースはクローンの 超能力を使った攻撃を 避け続けている
ラース
ラース
クローンの攻撃が連続でくる
ラース
ガッ!!
解毒剤と水の入ったペットボトルを 持ってきたレオナルドに 押され、攻撃を避ける
2人とも廊下でうつ伏せになる
レオナルド
ラース
レオナルド
皆さんに薬飲んでもらいに行ってきますね!
ラース
ラースは立ち上がり、再び クローンの相手をする
レオナルドはコップに水を注ぎ 解毒剤と共にジェミに渡す
レオナルド
ジェミ
そして水と解毒剤を持ち、 制御室の中へ入って行った…
しばらく続く睨み合い
奏は隙を見てエレベーターの 方へ向かう
パーカ
俺のことを見守っていた影が動く…
奏の行先を阻む
痛都 奏
パーカ
俺は瞬間移動をし、空中を舞う
パーカ
俺は…奏の首を………
パーカ
ラース
…剣を振るのは人型オオカミだけにしろよ。
パーカ
俺は首から下へ進路を変え 斜めに体を切った…
痛都 奏
奏は倒れ込む
痛都 奏
パーカ
パーカ
痛都 奏
痛都 奏
痛都 奏
動けるのはここまでのようね…
パーカ
パーカ
痛都 奏
痛都 奏
パーカ
痛都 奏
痛都 奏
パーカ
その瞬間、突然天井から光がさす
痛都 奏
パーカ
俺たちは光に包まれる…
痛都 奏
パーカ
「初めまして」
パーカ
パーカ
パーカ
この人に導かれて……)
痛都 奏
思い出してくれましたか…?
痛都 奏
奏は涙を流す
先程の歪んだ表情とは違い… 夢が…覚めたかのような…優しい表情
痛都 奏
奏は光に包まれ、消えていった…
それは、なぜでしょう…?
パーカ
パーカ
パーカ
ヴァルが言っていた 伝説の剣使いのハンター…
俺は信じられず、黙り込む
パーカ
パーカ
ラース
ラース
声をかけられ、目を覚ます
オークス
オークス
ラース
オークス
ラース
ラースは歩き出した
オークスもその後をついていく…
夢にしてはリアルな オレンジ色の景色
鳥の鳴き声すら聞こえない 静かな森の中を歩いていった
あっという間に家に着く
ラース
オークス
ラース
オークス
オークス
ラース
ラース
5日後…
ラース
厳しく行くぞ。
オークス
更に2日経ち、 剣術の基礎が身についた時…
オークス
オークス
ラース
オークス
ラース
ラース
10階
ラース
ラース
ラース
クローン
ラース
ラースは聞き取ろうと前に出る
次の瞬間
クローンが4つの超能力を出して 攻撃してきた
ラース
ラース
ラース
ラースは咄嗟に刀で防御する
バキッッ………!!
ラース
刀が折れ ラースはクローンの攻撃を喰らい 倒れ込む
クローン
クローンはパワーを溜め始める…
胸あたりが光り輝き、とても眩しい
ラース
ラース
クローンからビームが出る…
ラース
ウィン…
パーカ
ラース
エレベーターから降り ラースの前まで走る
ゆっくり飛ぶ丸く大きなビームを 剣で止める
ラース
力がだんだん無くなっていく
…ふと、25階で起きた事を思い出す
俺は剣を意識する………
パーカ
そして力強く押した……!
パーカ
ドォォォォォォォォォォン……!!
俺はビームを跳ね返した…
ビームはクローンに直撃し 粉々になって消えた
ラース
ラース
ラースはびっくりした表情で俺を見る
今にも…泣きそうな顔……
ラース
パーカ
パーカ
パーカ
「先生……」