コメント
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ふふふ(*´v`)お兄ちゃん🤭だもんねー(笑) いやぁ、楽しみ🥰
齋藤詩織
空っぽの精神 身体にはまだ 彼の温もりや 匂いが残っている。 きゅっと自分で 自分の身体を抱き締める あれだけ衝動的に抱かれても 愛を囁かれても満たされない いっそ壊れてしまえばいい 何もかも忘れられるなら いっそどんなに幸せか……
素直に家に帰る気にはなれなくて とぼとぼ歩く。 目の前には大きな月 静かな公園が広がっている。 池の周りに小さなベンチ ここなら誰も居ない 迷惑かからないかな… 静かに涙を流す 大好きだったあの人とお別れする為に…
大悟との飲みの帰り道 朝飯を用意するの忘れてて コンビニに入ると温かい空気に包まれる 買い物を済ませ 外気にあたると あっという間に 身体が冷気に冷やされていく
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
齋藤詩織
空を見上げれば闇夜に 明るい満月が輝いている そういえば夜空なんて いつぶりに眺めただろう?
渡辺翔太
齋藤詩織
渡辺翔太
今の君は 何だか儚げで 今にも 月の灯りの中に 吸い込まれそうだったから…
渡辺翔太
齋藤詩織
渡辺翔太
齋藤詩織
身体を引き寄せ抱きしめる 子供をあやすように 背中をさすり 優しく撫でてやる
渡辺翔太
え?私 抱きしめられてる? 知らない人に 初めて会った人に 顔もよく見えないけど… あの人と同じ声 それに同じ匂いがする。 あぁ…どうしよう… 私…この人…拒めない… すぐに忘れるから… もう会わないから 同情でもなんでも 抱きしめてくれる この人の体温に 今だけ…… 今だけ…… 許してくれるよね
渡辺翔太
堰を切ったように 泣きじゃくる彼女を ただ優しく抱き締め 胸を貸してやる すっぽり収まった身体は カタカタと小刻みに震えていて 悲しみや苦しみを どれだけ我慢してきたのを 物語っていた
齋藤詩織
もう二度と会わないだろう そう思っていた2人 しかし運命の歯車は 残酷にも この二人を翻弄することを 知るのはもう少し先の話…
営業1課
深澤辰哉
美紀
深澤辰哉
美紀
深澤辰哉
美紀
深澤辰哉
部長
深澤辰哉
部長
深澤辰哉
部長
深澤辰哉
営業部廊下にて
目黒
深澤辰哉
目黒
深澤辰哉
目黒
深澤辰哉
目黒
深澤辰哉
目黒
深澤辰哉
目黒
目黒
深澤辰哉
そんな事を言っていたすぐ後に 目黒に大口の契約チャンスが 舞い込んできた
営業2課 社員
営業2課職員 B
営業2課 社員
営業2課職員 B
営業2課 社員
深澤辰哉
営業2課職員 B
営業2課 社員
深澤辰哉
目黒の契約は多分あいつか 渡辺課長じゃないと 対応できないだろうな でも今課長は俺の契約の 契約者作成に入ってるだろうしな… 同時進行は厳しいな… 必然か… シオ大丈夫かな? また差し入れ準備しようかな
目黒君の契約が 上手くいったことに ほっとしたのもつかの間、 ご指名で契約まで 担当して欲しいと依頼が来た。 本来なら契約については 条項分やら定款なんかも 絡んでくるので 課長がやる案件なんだけど 今はふっかの方の 契約書の作成してて とってもじゃないけど 頼める状態じゃない。 そういえば私の契約の時 達也の同席で30分で 契約書作成してたな。 今同じものを作ってるけど、 あの状況下でよく作成出来たよね。 やっぱり達也は化け物だわ 車の中で爆睡してたけど、 余程の精神力だったってことよね
齋藤詩織
カタカタとタイピングの音が響く
ほら。やっぱり居た。 守衛さんに声掛けてきて正解。 みんな帰ってるよ。ホントにマジメ。 バカが付くくらい… 1人でやってるし テーブルの上には何にもない。 今まで何にもなしで 頑張ってたのかと思うと呆れるわ
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
ご指名なんだって? 目黒もアプローチかけに行ったな。 でも言ってやんない。 まだシオの気持ち分かんないし…
齋藤詩織
これはどう答えるのが正解? 嫉妬してるって言ったら 同情してくれんの? 俺の気持ちには気付かなかったくせに。俺だってでかい契約貰ってきたよ。 目黒ので霞んじゃったけど… それ言ったら褒めてくれる? 欲しがりたくなるんだよ? お前の前では…。
深澤辰哉
齋藤詩織
俺だって1課で トップの成績取ってんだけど… コンスタントに地道にね。 シオから学んだコト ちゃんと実践してんだよ?! いずれはお前に返せるように… もうこの話止めよう…切り替えなきゃ
深澤辰哉
シオの手が止まる。 このタイミング… もしかして 何か聞きたいことが あんのかな?
齋藤詩織
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
齋藤詩織
もう、丁度お前から離れて 独り立ちして ガッツリ営業周り出してる頃だ。 ちょうど照と付き合い出した頃だな。 あれがなきゃ今頃どうなってたか
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
お前の事が気になるんだよ 目黒は。 尊敬できるオレが尊敬する バディがどんなヤツなのか。 当然だろ? それだけ優秀なんだよ。 俺もお前も。
深澤辰哉
齋藤詩織
当たり前だよ。 何年お前の事見てきたと思ってんだよ
齋藤詩織
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
珍しいけど 目黒の事嫌い?な人種 ? んな訳ねぇよな……
齋藤詩織
あ~そっちの心配か… 相変わらず女子ってめんどくせぇ…
深澤辰哉
渡辺課長… シオの上司 俺の同期 給湯室で抱き合ってたよな…。二人 そういえばお見合い どうなったか シオ知ってんのかな?
齋藤詩織
サラッと流したな。 あんだけツラそうな顔してたのに もしかしてトラウマになったか? もう恋はしないなんて…言わないよな?
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
齋藤詩織
行きたいんじゃん! もう答え出てるよ? 大人の余裕かましてる そんな場合じゃねえ 難しく考えすぎ
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
齋藤詩織
深澤辰哉
齋藤詩織
オレは目黒にシオの携帯から メールを打つ。 ちゃっかり目黒の アドレスが 全部入っていることを確認し、 お疲れ様です。 先日のお誘い 是非行かせて下さい。 ご連絡お待ちしています。 と打ち込み 送信ボタンを押す。 これで未来に 進んでくれることを祈って。 目黒の押しに敵う 女子なんて居ない。 これは近くに居た俺が保証する 追いかけられてる方が シオは幸せだと思う。 ウジウジしてるなんて シオには似合わない 好きな人には キラキラしてて欲しい。 でも俺の知らないところで 違う出会いがあって物語は 新しい展開を用意していたんだ。