生徒会長と不登校女子 [完結]

ハートありがとうございます！

ではどうぞ！

次の日

今日は朝から生徒会の集まりがあった為、早めに家を出た

集合時間は朝の7時半

現在、7時40分

今来ていないのは、、

utでした

そういう彼女の名は立花 玲奈

頭が良く、テストに関しては女子の中では1位、全校では1位、2位を争うほど良い

それに、運動神経抜群で、男子からの視線が凄い

もちろん、部活も運動部だ

先生の存在忘れてt(((

皆、それぞれやってきた物を教卓へ置いた

先週、5月に必ずある、1から3年生まで全員が参加する交流会が行われた

もちろん司会や、全体を進めるのは生徒会の役目

皆、それぞれの仕事をこなした

確かに体育祭は二学期にあるため まだまだ先だ

utが叫ぶように言う

そうだったな、と静かに頷く

俺もその時期は嫌いだ

別にテストが嫌という訳では無い

、、ただ、同級生や両親からの言葉が 頭に響く

「今年も100点だろうな」と

決まってアイツらはそう言うんだ

utが何かを察したように声を上げる

急に手を引かれ、生徒会室から飛び出す勢いで出ていく

昼休み

俺らは屋上へ行き、弁当を食べていた

星野さんとはあれから1度も会っていない

いや自分からこんにちは〜って行く方が おかしいやろ

じゃないと、俺の来ている意味がな、、

ありそうやな、、

ま、その時は俺が対処するか、、

今日は塾がないため、放課後に図書館に 来ていた

図書館は学校から歩いて5分位でつく 場所にある

いつもは勉強をしているが、本が沢山あるのだから見てみるのもいいだろう

静かに本を見つめる

俺は小さな声で叫んだ

たくさんの本がある中、俺は一冊の本を手に取る

この本は俺が小学６年生の時に学校の図書室で手に取った本だった

本の内容は警察官の物語

その頃"まで"俺は警察官というものに強く夢を抱いていた

俺は本をペラペラめくっていると最後のページに目が止まった

『I will cherish you forever』

こう書かれたページに

意味は

『私は貴方をずっと大切にします』

小学生の自分だったら分かっていなかったが、今になって分かる

だが、どうして最後にこの言葉を選んだのかは今の俺にもよく分からない

俺はあれから2時間ぐらい机と共に 過ごした

図書館から出ていこうとした時、1人の女性とすれ違った

その人の姿はあまりみていなかったが、どこか懐かしく思えた

あれから1週間が経ち、教室内は前にも増してうるさくなった

そう、中間テストが近ずいてきた

、、うるさい

今日は1人で帰った

utは

まぁ、、アイツらよりはマシか

今までは別室で受けていたかもしれないが 学校に来てないというのならどうするのだろう？

俺はふと家の前に立った

ピンポーン