椿
琴葉・・・あれ任せても大丈夫だったのか?
琴葉
大丈夫だよ、ほぼほぼいつもと同じ光景だし
椿
・・・・そうか
俺と琴葉は、博麗神社に行く道中
またいつもの、他愛もない雑談をして
・・・・俺も昔とは変わってしまったからだろうか
それとも、琴葉と一緒にいたからか
背後にある気配1つにも・・・気づくことができなかった
????
・・・・(あいつの娘と聞いていたが…やはり劣っているようだな
????
(所詮堕ちた”失敗作”…初めから期待などしていない
????
・・・『相弱槍』
椿
、?
その時に、すぐに違和感に気付いていればよかったのかもしれない
琴葉
?どうしたの椿
だが・・・・もう遅かった
椿
・・・いや、なんでもなi
ドクンッ
椿
ッ”!?
俺を襲ったのは、言葉で言い表せられないほどの苦しみ
まるで、レミリアと弾幕ごっこをした・・・・あの瞬間
椿
っ…ガクッ
琴葉
椿!?
俺はそれに耐えきれず、地面に膝をついた
????
タッタッタッタッタッ
遠くから足音が聞こえた
琴葉
ッ!待って!
琴葉がそう叫んだが、足音は遠ざかって、聞こえなくなった
椿
はぁッ・・・っはぁ”
椿
ッ”…ゲホッゲホッ
椿
ゴッホッ”(吐血
口から血が溢れてくる
動悸を抑え込もうとするが、そんな抵抗も虚しかった
「あの時とは違う」…俺はすぐにそう思った
だが、そう気づいたときにはもう…
椿
・・・・ッドサッ
俺の体は、限界を迎えていた
琴葉
椿!
琴葉
・・・ッ!(あいつのことも気になるけど…
琴葉
(一先ず椿を永琳さんの所に…!
琴葉
ヒュンッ
琴葉
(椿、すぐに行くから…!
そこから先は、俺には何もわからなかった
ただ…俺はこの時、察していたのかもしれない
この後・・・俺たちの身に、災厄が降りかかることを
悪魔が降り立ってくることを・・・・







