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俺は青龍愛人(セイリュウ アイト) 学校1のイケメン....らしい まぁそんなことは置いておいて、今俺は片想いをしている

その相手というのがこの子 愛田桃花(アイダ モモカ)さん 入学式の日、愛田さんがメガネを落としているところをたまたま見た メガネ外したらめっちゃかわいかった まぁつまりは一目惚れだ

俺的には愛田さんと話してみたいんだが...他の女子に絡まれたり、何より愛田さんが話しかけるなオーラを出しているせいで近付くことすらできない

でもこの前ようやく少し話せたんだ!! 俺は愛田さんが筆箱を落とすのを見た もちろんこれはチャンスだと思って拾ってあげた

でも、それだけだ そこから何か話すわけでもなく...すぐに愛田さんはどこかへ行ってしまった

これは脈なしということだろうか... いや、まだ諦めるのははやいはず!!

さて、今まで俺の片想い奮闘記録を話してきたわけだが1回現実に戻ろう 俺は今ピンチだ...なぜピンチかというと....

Aくん

なぁどうなんだよー?好きな人とかいるだろー??

アイト

...いないよ...

こいつはA、俺の友達だ 俺はこいつのせいで今ピンチだ 俺と愛田さんは同じクラスなのだが...今愛田さん教室にいるんだよ!! 好きな人の目の前で好きな人の名前を言えるわけないだろ!?

Aくん

えー、ほんとかぁ?

アイト

本当だよ

アイト

(まだ好感度上げもできてないのに言えるわけないだろ!! 今流れで告白しても玉砕1択だよ!!)

Aくん

じゃあどんな子がタイプなんだよー

アイト

そもそも好きなタイプとかなi

Aくん

良いのかー?答えないならお前のない事ない事言いふらすぞー?

アイト

(あぁもうしつこいなぁ!Aってそんなに恋ばな好きだっけ!?)

アイト

ある事ない事だろそこは....いや言いふらすのはやめてほしいけどさ

アイト

(それで愛田さんからのただでさえ低いであろう好感度が下がったらどうしてくれるんだよ!?)

Aくん

良いじゃねーか好きなタイプくらい

Aくん

俺の好きなタイプも言うからさー

女子たち

(どうでも良い)

モモカ

(興味ないなぁ)

アイト

興味ない

Aくん

え、ひどっ!?なんか全員に興味ないって言われた気がすんだけど!?

アイト

(何言ってんだこいつ)

アイト

気のせいだろ

アイト

(このまま話題そらせないかなぁ)

Aくん

好きなタイプ教えろよー、なんで教えねぇんだよー

アイト

(無理かぁ...)

アイト

だから好きなタイプなんてn

Aくん

あ、そうだ!じゃあ言わないならあの陰キャぼっちの愛田とキスしてもらうぞ!!

アイト

(は?マジで何言ってんのこいつ...とりあえず愛田さんを貶した罪は重いぞ)

アイト

(キス....いや俺はめっちゃしたいけどさ.....愛田さんは嫌がるだろうな...)

アイト

(モモカの方を見た)

モモカ

(頭を抱えている)

アイト

(あー、うん...まぁそりゃそうなるよね)

アイト

(愛田さんが嫌がっているみたいだし....)

アイト

.....はぁ、わかった言うよ

Aくん

お、ついに言う気になったか!!

アイト

(なるべく愛田さんとは真反対ことを言おう)

アイト

そうだな.....髪が短めで、元気な性格で...おしゃれな子

アイト

(うん、これなら愛田さんだとわからないでしょ!!)

アイト

(いや別に愛田さんがおしゃれじゃないって言いたいわけじゃないんだけどさ...俺おしゃれとかわかんないし)

モモカ

.....

モモカ

(教室から出ていった)

アイト

(愛田さん出ていっちゃった...でもこれでピンチから逃れることができた!)

Aくん

...へぇー

アイト

なんだよ

Aくん

やけにあっさり答えたな

アイト

(怪しまれてるなこれ...)

アイト

......なんか問題ある?

Aくん

いや何もー?

Aくん

(アイトに近付き耳元でささやいた)

Aくん

アイトの好きな人、愛田だろ

アイト

は!?

アイト

(な、なんでバレたんだ...てかニヤニヤしてんの腹立つな)

Aくん

大丈夫だって、誰にも言わねーから

アイト

言ったらマジでお前を殺さないといけなくなるからな?

Aくん

おぉこえーw

アイト

てかなんで分かったんだよ

Aくん

んー、内緒

アイト

はぁ?

Aくん

だってアイトは最後まで好きな人教えてくれなかったし、なんで俺は分かったのか当ててみろ!

アイト

いや...別にそこまでして聞きたいわけじゃないから良いや

Aくん

ひど!?もっと興味持てよ!!

その後、授業が終わり放課後

モモカ

(教室から出ていった)

アイト

(愛田さん教室出るのはやすぎるよ...)

アイト

(愛田さんと話すチャンスが全然ないなぁ...)

Aくん

アイトー、帰ろうぜー!!

アイト

...そうだな

帰り道

Aくん

いやー、まさかアイトの好きな人が愛田だとは思わなかったわw

アイト

い、いきなりその話!?

Aくん

なー、恋の相談とか乗ってやろうか??

アイト

いや大丈夫

アイト

(絶対まともな意見くれないし)

Aくん

...俺の二つ名知ってるか?

アイト

知らないけど...

Aくん

俺の二つ名、学校の恋のキューピッドだからな

アイト

なんだよその学校の七不思議みたいな名前...

Aくん

失礼だな!?

Aくん

俺が相談に乗った恋は全て成就してるんだからな!?

アイト

それは...すごいな

Aくん

そうそう、だからお前も俺に相談してみろよ!!

アイト

でもこの学校そんなにカップルいたっけ?

Aくん

......(目をそらした)

アイト

(あ、こいつ嘘ついてるな)

アイト

嘘かよ...まぁそうだろうとは思ったけどさ

Aくん

くっ...そうだよアイトの恋の相談聞くためについた嘘だよ!!

アイト

そんなに聞きたかったのか?

Aくん

あぁ...だって学校1の人気者の恋ばなだぞ!?聞きたくないわけないだろ!!

アイト

いや俺は人気者じゃないぞ?

Aくん

は?お前それ喧嘩売ってる??

アイト

いや売ってないよ!!

Aくん

無自覚が...あ、俺こっちだからまた明日ー!

Aくん

明日相談乗ってやるよ!!

アイト

いやそれは大丈夫...また明日

次の日 学校

Aくん

アイトおはよー!!

アイト

おはよ

アイト

ん?何これ...?

朝登校してみると、俺の机には手紙が置いてあった

Aくん

ラブレターだろどう考えても

Aくん

てか今までもらったことなかったのk...ってあぁそっか

アイト

ん?

Aくん

いや、なんでもない...気にすんな

Aくん

(こいつに告白なんてしたら他の女子に何されるかわかんないもんな...今回手紙出したやつ勇気あるな...)

アイト

(手紙を読んだ)

Aくん

なんて書いてあったんだ?

アイト

昼休み屋上に来てください、だってさ

Aくん

良いなー!絶対告白じゃん!!

アイト

そうか...?

アイト

(俺は愛田さんが好きだから絶対断るけど)

アイト

(はぁ...どうせなら愛田さんからの手紙が良かったなぁ...)

アイト

(いやでも愛田さんには俺から告白したいな...そのためにもまずは好感度を上げないとだな.....いやまずは話すところからか...)

そして昼休み、俺は屋上に向かった

屋上

アイト

(屋上の扉を開けた)

???

あっ、青龍くん...!来てくれたんだね!!

アイト

(誰だ...?こんな子学校にいたっけ...?)

アイト

うん...それで、どうしたの?

???

あたしね!青龍くんのことが好き!!付き合って!!

結論から言うと、俺はその子を振った 知らない子だったし...何より俺が好きなのは愛田さんだからね

そして、俺は教室に戻った しかし数分後、俺はその選択を後悔することになる

教室

クラスメイトたち

きゃーーーー!!

クラスメイトたち

おい、やばくね...

クラスメイトたち

誰か先生呼んできて!!

俺がちょっと寄り道してから教室に戻ると、教室は阿鼻叫喚の状態だった

アイト

...?何があったんだ??

Aくん

アイト!聞いてくれ!!屋上から...女の子が飛び降りたんだ!!

アイト

女の子...?屋上...?

俺の頭にはさっき振った女の子が浮かんだ

アイト

(いや、まさか...な...)

アイト

(教室の窓から下をのぞいた)

そこには...俺がさっき振った女の子がいた...血まみれだったけど

アイト

(俺のせい...?でも...俺は......)

その後救急車が来て、その子は運ばれた

俺は...少しだけ申し訳なく思った 俺があの時振らなければ、女の子は飛び降りなかったかもしれない でも、申し訳なく思うのは少しだけだ だって...俺にだって好きな人はいたんだから 俺は自分の気持ちより見知らぬ子の気持ちを優先するほど優しくはない

まぁ...次の日その子が見知らぬ子じゃなかったってわかるんだけどね

その日は、全員すぐに帰宅することになった まぁ...人が飛び降りたのに授業なんてできるわけないからね

次の日 教室

担任

えー、今日は悲しいお話がある

担任

昨日...病院先で愛田さんの死亡が確認された

アイト

は.....?

Aくん

え!?あれ愛田だったのか!?

クラスメイトたち

え!?愛田さん!?

アイト

先生...嘘...ですよね...?

担任

残念ながら、本当だ

アイト

そんな.....俺は...

Aくん

おい、アイト...大丈夫か...?

アイト

........

その後の授業は全く頭に入ってこなかった... 昼休みも、Aが話しかけてきてた気がするけど...何を言ってたかわからない

放課後 屋上

気付いたら、俺は屋上に来ていた

アイト

....愛田、さん...

アイト

本当に....ごめん...

アイト

愛田さんは...ここから飛び降りたんだっけ?

アイト

.....ここから飛んだら、愛田さんと同じところにいけるのかな....

アイト

愛田さんごめん...ごめんね....

アイト

(屋上から飛び降りた)

天国 転生相談所

アイト

あれ...?ここは...

転生を司る神

ようこそ転生相談所へ、私は...転生を司る神です

アイト

神...?

転生を司る神

あなたのお名前はなんですか?

アイト

青龍愛人....

アイト

そんなことより、ここはどこ?

転生を司る神

ここは転生相談所です

アイト

そういうことじゃなくて...

転生を司る神

...ここは、天国です

アイト

天国...そっか、俺死ねたんだ

転生を司る神

さて、青龍さん、あなたは何になりたいですか?

アイト

何に...?どういうこと??

転生を司る神

あなたは、何に転生したいですか?

アイト

転生...?そんなことできるの...?

転生を司る神

はい

アイト

もしも...転生できるのなら...

アイト

(愛田さん...)

アイト

愛田さんと...またクラスメイトになりたい

転生を司る神

......かしこまりました

転生を司る神

それではいってらっしゃいませ...あなたの思いが彼女に届くことはないでしょうけどね...

転生を司る神

(アイトを転生させた)

俺は黒龍 愛人(コクリュウ アイト) 普通の男子中学生だ 実は俺は...とある人に片想いしている

それがこの人!無川桃花(ムカワ モモカ)さんだ!! モモカさんは学校1のモテ女子で...俺みたいな地味なやつとは釣り合わないことはわかってる

でも釣り合わないからってなんだ!俺が彼女を好きという気持ちは変わらない!! というわけで俺は彼女に毎日告白している...まぁ毎日振られてるんだけどね

普通の人は振られたらそこで諦めるだろう...でも俺は諦めない なんか...諦めちゃいけない気がするんだ...よくわかんないけどね

アイト

あ、モモカさんだ!!よし!告白するぞ!!

だから俺は、今日も、明日も、明後日も...これからずーーっと彼女に告白し続ける

そんなある日、俺は前世の記憶を取り戻すんだけど...それはまた別のお話

ユメ

ここで終わりかぁー

ユメ

(本を閉じた)

ユメ

恋のすれ違いって...なんというか、悲しいね...

ユメ

2人が結ばれると良いなー...

ユメ

さーて!次のお話は....人間不信なお嬢様のお話?

ユメ

どんなお話なんだろー?楽しみ!!

シロユリ

はい、今回はここまで!

クロユリ

ここまで読んでくださった方、200タップお疲れ様です

シロユリ

いやぁ...うん、これ以上僕たちの雑談で疲れさせるわけにはいかないからもうしめましょう!!

シロユリ

はい、それではまた第五話でお会いしましょう!!

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