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月銀澪
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神々(みわ)
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鹿紫雲一が『幻獣琥珀』の命を賭した閃光とともに散り、戦場へ降り立ったのは虎杖悠仁と乙骨憂太 真の姿へと完全受肉を果たした両面宿儺が、圧倒的な威圧感で二人を見下ろす
宿儺
虎杖悠仁
──ドンッッ!!!!
虎杖が地面を爆砕させ、宿儺の懐へ超高速で踏み込む! 白夜の『鏡花の刀』から放たれた銀色の光の屈折が、宿儺の視界を一瞬だけ眩ませる!
宿儺
その僅かな隙を見逃さず、虎杖の重装甲のような拳が宿儺の胸元へ叩き込まれる! ただの打撃ではない──「宿儺と伏黒恵の魂の境界」を狙い撃つ魂の打撃! ──ドガァァァァンッッ!!!!
宿儺
虎杖の魂を打つ打撃により、宿儺の呪力出力と肉体への支配力が僅かに低下したその刹那 背後から圧倒的な呪力を滾らせた乙骨憂太が前に出る!
乙骨憂太
乙骨憂太
領域内部に無数に突き刺さる「模倣した他者の術式が宿る刀」。 そして、白夜が消絶する間際に残した銀色の呪力波動が、乙骨の領域の結界外壁に『光の屈折膜』として重なり合い、領域の堅牢さを極限まで底上げする
宿儺
乙骨憂太
完全顕現した『リカ』が上空から咆哮を上げ、乙骨と虎杖、そして領域のバックアップが一体となって宿儺を追い詰め始める──!!
宿儺
宿儺が放った必殺の『世界を断つ斬撃』が空間を切り裂く──! その絶望的な軌道が虎杖へ向かって伸びたその瞬間! ──ガキィィィィンッッ!!!! 空間の虚空から、突如として銀色の光の屈折膜が幻影のように現出する! 白夜が死に際に虎杖へ託した『鏡花の刀』の柄から、彼女の残香のような銀色の呪力が爆発的に吹き荒れ、斬撃の軌道を数ミリだけ上空へ屈折させて逸らした!
宿儺
虎杖悠仁
──ザシュッッ!! 白夜の刀が宿儺の肉体を深々と貫き、その刀身を通じて虎杖の呪力が直接宿儺と伏黒恵の「魂の境界」へと流し込まれる!
宿儺
伏黒(魂)
伏黒恵の魂が宿儺への抵抗を再開し、宿儺の肉体の自由が完全に奪われる!
虎杖悠仁
虎杖悠仁が印を結び、自らの絶対なる術式の世界──領域を展開する! 『領域展開』────ッッ!!!!」 ──ズゴォォォォォンッッ!!!! 懐かしい故郷の風景のような領域の中で、虎杖の拳に空間の歪みを引き起こす漆黒の稲妻が宿る! 一発──二発──三発──! 怒涛の連続『黒閃』が宿儺の魂と肉体を寸断していく! ──ドドオォォォォォンッッ!!!!
宿儺
両面宿儺の肉体が跡形もなく崩れ去り、新宿の空へと灰となって消え去っていく。 長きにわたる惨劇と死闘に、ついに完全なる決着が下された──!
両面宿儺の肉体が崩れ去り、泥のような残骸が風に吹かれて灰塵と化していく しんと静まり返る新宿の廃墟。空からは、長かった死闘の終わりを告げるように、澄み渡る薄青の光が降り注いでいた
虎杖悠仁
伏黒恵
新宿決戦から4年後──満開の桜が舞い散る東京高専の小道
呪術界の古い体制が解体され、穏やかな陽光が差し込む春の東京高専 石畳の小道には、すっかり大人びた姿となった伏黒恵、釘崎野薔薇、そして高専の重鎮として後輩を導く乙骨憂太、禪院真希、家入硝子たちが集まっていた
釘崎野薔薇
痺れを切らした野薔薇が声を張り上げたその時、小道の先から大きな包みを抱えた虎杖悠仁が走ってきた
虎杖悠仁
伏黒恵
伏黒の声が震える。集まった全員の視線が、息を呑んで虎杖の背後へと注がれた
虎杖悠仁
虎杖の大きな背中の後ろから、そっと照れくさそうに小さな影が姿を現した 小さな手で虎杖の裾をぎゅっと握りしめ、パチリと瞬きをしたその小さな少女 ──その姿が春の光の中に浮かび上がった瞬間、そこにいた全員が言葉を失い、時間が止まった
小さな頭を飾るのは、夏油傑を思わせる、夜の闇を溶かしたような艶やかで美しい漆黒の髪 そして、伏せた長いまつ毛が上がった瞬間──覗いたのは、五条悟と全く同じ、どこまでも澄み渡り吸い込まれそうな『蒼い六眼』だった さらには、ふとした立ち振る舞いに漂う七海建人の品格、灰原雄の愛嬌、天内理子や黒井美里の温かな面影が、奇跡のようなバランスでひとつの小さな器に溶け込んでいた
前世の記憶をその小さな魂に抱いたまま、人間として新しく生まれ変わった「白夜」だった
家入硝子
乙骨憂太
禪院真希
少女は、自分を囲む懐かしい仲間たちの顔を一人ひとり愛おしそうに見つめた 五条譲りの蒼い瞳にポロポロと大きな温かい涙を溜めながら、小さな胸をいっぱい膨らませて──前世と変わらない、周囲を一瞬で照らすような最高の笑顔を咲かせた
白夜
虎杖・伏黒・釘崎・乙骨・禪院・狗巻・パンダ・家入 「「「白夜先輩っっ(白夜ぁっっ)(しゃけっ)!!!!」」」
感極まった虎杖、伏黒、野薔薇の三人が、涙を流しながら同時に小さな白夜へと駆け寄り、壊れものを抱くようにぎゅっと抱きしめた! 乙骨と真希が優しくその肩を抱き、硝子が愛おしそうにその黒髪を撫でる 見上げる春の青空。その透き通る雲の向こうで──五条悟、夏油傑、七海、灰原、理子たちが、手を振りながら二度目の青春を歩み出した仲間たちを温かく見守っていた
夕暮れ時。硝子の膝の上でうとうとしていた白夜が目を覚ますと、部屋には硝子だけでなく、乙骨憂太と伏黒恵も他全員が集まっていた。 テーブルの上には、硝子が淹れた温かい紅茶が湯気を立てている
家入硝子
白夜
乙骨憂太
真剣な眼差しで見つめてくる乙骨と伏黒 白夜は蒼い瞳をふっと柔らかく細めると、昔と変わらない優しく、少し誇らしげな笑みを浮かべた
白夜
回想
五条悟
白夜
夏油傑
七海建人
灰原雄
白夜
天内理子
五条悟
白夜
伏黒恵
家入硝子
乙骨憂太
白夜
コメント
1件
いやもう……泣きました( ; ; )白夜がみんなの想いを背負って人間として帰ってくる展開、ずるいですよ、こんなの。五条さんや夏油さんたちが「行って来い」って送り出したのが、もう胸に刺さりすぎて。硝子ちゃんが「どこまで愛おしい奴だ」って言ったところ、まさにその通りだなって。最終回っぽいけど、まだ続きがあるのかな? でもこの温かさだけはしっかり受け取りました。本当にありがとうございます🌙