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36 - 紫橙「独占欲の先に。」

♥

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2021年09月15日

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お邪魔しま〜す!!

桃ちゃんいらっしゃい!!

久しぶりやんな!?

桃ちゃんと放送なんか!!

そうだな。

1年ぐらいやってなかったんじゃね?

たしかに!!

じー( ⚭-⚭)

気になってたんだけど、

橙、大きなネコ買ったんだな。

ねこ?俺ねこ飼ってへんで?

ほら、橙の背中にくっついてるじゃん。

桃くん、誰がネコだって?

あれ?紫くんいたんだ〜。(棒)

気づかなかった〜。(棒)

絶対知ってたでしょ。

ねぇ、紫くん。

どうしたの、橙くん。

ねこちゃんどこにおるん?

俺ら、ねこちゃん買ってへんよな?

紫くん家のねこちゃんならおるけど、

今、リビングにおらんけど。

橙くん。

多分、桃くんには見えてるんだよ。

桃くん超能力者だからね。

そうやったんや!!

桃ちゃんすごい!!

(*´꒳`ノノ゙☆パチパチパチパチ

あ、ありがとう。

やっぱり俺の橙くん最強…

相変わらず橙、可愛いな。((ボソッ…

紫くん!!

ん?なぁに?

お仕事行かへんの?

紫くんこれから仕事なのか?

おん。

本当は今日休みやってんけど、

急用で来て欲しいって言われて。

ふーん。

じゃあ、早く行かねぇとダメなんじゃねぇの?(o´罒`o)ニヒヒ♡

桃ちゃん壊れた、?

まぁ、ええか。

そうやで!!紫くん。

はよ行かな、

大事なライブの打ち合わせなんやろ?

そうだけどさ、

やだ。行きたくないもん。

なんでよ。

俺、大人しく待ってるで?

なんか不満でもあるん?

橙くんにはないけど、

桃くんがさぁ、

おーれーのー!!

橙くんに何するかわかんないじゃん。

それが怖いの!!

俺のって…///

恥ずかしいやんか///

何もしねぇよ。

人の恋人にさぁ。

ほんとに?

''俺の''橙くんに変なことしない?

むぎゅっ

( ˶ˆ꒳ˆ˵ )エヘヘ///

ぎゅっ

しねぇって。

信じてくださいよ。

紫さんが選んだメンバーなんですから。

分かったよ。

じゃあ、俺そろそろ行くね。

ほんっとにしないでね?

分かってますよ。

橙くん、いい子にしててね。

おん!!

紫くん!!頑張って、行ってらっしゃい!!

ちゅっ

⁄(⁄ ⁄º⁄Δ⁄º⁄ ⁄)⁄

んふふ。行って来ます。

ガチャ

俺、どんだけ信用されてないんだよ。

そんなことないで。

紫くんは、桃ちゃんのことも大事に思ってるで?

ただ、ちょっとだけ素直になれへんだけやから。

ありがとな。

橙。

おん。

よし、そろそろ配信始めるか。

了解。

配信後

なんで桃ちゃん、

そんなにゲーム上手いん?

俺、ぼろ負けやってんけど!?

まぁ、俺に勝とうだなんて100年早いんだよ。

ムカつくわ。

アッハッハッハッハッww

なんで笑うんよ!!

‎ぷんぷん٩(๑`^´๑)۶

可愛いな。

え、?///

桃ちゃん?

冗談やめてや///

・・・

桃ちゃん?

紫「俺の橙くんに変なことしない?」

ごめん。紫くん、

約束、守れない、かも。

俺だって、好きな人を自分のものに したいし。

誰だってそうでしょ?

橙、

ん?どしたん?

紫くんのどこがいんだよ。

は?

俺にしとけよ。

ドサッ

え、?

桃ちゃん、?

俺だったら、

仕事よりも橙のことを優先するし、

寂しい思いもさせない。

俺にしてよ。

桃、ちゃん?

橙。

ずっと好きだった。

紫くんと付き合い始める前から、ずっと。

・・・

なぁ、橙。

紫くんみたいな仕事ガチ勢なやつよりさ、

いつだって恋人優先、紳士な俺の方が絶対に橙のことを幸せに出来る。

・・・ざけんなよ。

ん?なんか言った?

ふざけてんじゃねぇよ!!

橙、?

どけよ!!

ドガッ(桃を突き飛ばす)

っ!!

お前に紫くんの何が分かる?

俺は、紫くんがええねん。

紫くんじゃなきゃあかんの!!

たしかに、紫くんは仕事熱心で

俺に構ってくれへん時もある。

正直な気持ち、やっぱり寂しいよ。

・・・

でも次の日にはしっかり甘やかしてくれる。

俺が落ち込んでたらすぐに気がついて抱きしめてくれる。

ちょっとした変化にもすぐに気がついてくれる。

桃にはない、いい所が紫くんには沢山あんねん。

紫くんのいいところも悪い所も何も知らねぇやつが

紫くんよりいい男?

ふざけんなよ。

帰って。

もうええわ。

お前に話すことは何もない。

もう二度と、俺に近づくな。

・・・

俺は、何も出来ず、

ただ、橙の命令に従うしか無かった。

じゃあな。

自信過剰さん。

バタンっ

はぁ、

橙のあんな顔、見たこと無かった。

紫くんは、橙に愛されてんだな。

はは、

羨ましい。

だから言ったじゃん。

紫くん、

俺の悪口を橙くんの前で言っちゃいけないって。

俺の方が独占欲高めだって思われがちなんだけど、

実際には、橙くんの方が強いんだよね。

俺の悪口言ったやつは仲間でも許さない。

俺の、俺だけの紫くんだから。

とかね?

口癖なの、あの子にとっては

俺が1番だからさ。

紫くん、俺、

桃くん、ほんとに橙くんが好きなの?

え、?

ほんとに橙くんが1番?

愛してる、愛せるのは橙くんだけ?

それは、

素直になるのも大事だよ。

素直にならなきゃ分からない気持ちだってある。

無理やりにさ、

自分の本当の気持ち、隠してない?

無意識かもしれないけどさ。

素直になるのも大事やで?

・・・

いきなりは無理だけどね。

すぐに自分の気持ちわかるのか、なんて、誰にだってわかんない。

でも、ただひとつ、言えるのは、

自分のことを1番知ってるのは、

自分だけ、やから。

紫くん、橙、

俺、間違えてた、

俺がほんとに好きなのは、

しーっ。

!?

んふふ。

その言葉は直接、本人に行ってあげて?

赤、待ってるで?

なんで知って、!?

桃くん分かりやすいからね。

全部、最初っからバレてたんだ。

無駄な演技だったんだな。

紫くん、橙、ありがとう。

俺、行ってくるわ!!

行ってらっしゃい!!

桃〜!!

振られた報告待ってるから〜!!

振られねぇよ!!

冗談やよ。

行ってらっしゃい!!

おう!!

俺のいや、俺が所属している

グループのメンバーはとっても暖かく

。家族のような存在でした。

紫くん、橙、

ありがとう。

これからもよろしくな。

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