2号館 屋上
膝丸
2号館の屋上に到着すると、そこには大量の時間遡行軍が湧いていた
骨だけの蛇のような見た目の短刀、四つ足の怪物に苦悶に満ちた人型のナニかが乗っかっている脇差
笠を被り隙間から目を光らせる打刀、烏帽子を被った鎧武者の姿をした太刀
鬼のような見た目をした大太刀、長髪の槍、烏帽子と白装束を纏った薙刀
どれも緑色や紫色、赤色の禍々しい光を放っていた
管狐(こんのすけ)
管狐(こんのすけ)
乱藤四郎
義経
日向正宗
【鶴翼陣】 V字の陣形。「統率」と「機動」を低下させ、「打撃」を大きく高めた強力な攻撃型。(wikiより)
莉緒
義経
日向正宗
【魚鱗陣】 「統率」を大きく低下させた攻撃型。高威力で敵軍を押し込みやすい。 防御力は低く、更に有利な鶴翼陣が攻撃型のため被ダメージは軽減しにくい。(wikiより)
腰に差した刀を引き抜き、敵のもとへと駆け寄る
時間遡行軍
今剣
膝丸
時間遡行軍
乱藤四郎
日向正宗
握りしめた刀が迫りくる時間遡行軍の体を切り裂く
夕焼けと溢れ出る血で刃は紅に染まり、煌々と輝いている
千歳
応援の声に比例するかのように男士達は闇を切り裂く稲妻の如く屋上を駆け抜け、力一杯刀を振るう
時間遡行軍もそれに負けじと轟音を轟かせながら応戦している
日向正宗
時間遡行軍
膝丸
今剣
時間遡行軍
弓羽
弓羽
弓羽が他3人の審神者に向かって小声で話すと、3人は頷いた
乱藤四郎
時間遡行軍
千歳
今剣
時間遡行軍
日向正宗
時間遡行軍
膝丸
時間遡行軍
トドメに会心の一撃を食らわせると、時間遡行軍はみるみるうちに消滅していった
今剣
時間遡行軍
乱藤四郎
時間遡行軍
とうとう最後の一体も塵となって消滅し、先程まで聞こえていた轟音は聞こえなくなった
千歳
義経
乱藤四郎
莉緒
義経
その時、こんのすけが口を開いた
管狐(こんのすけ)
弓羽
千歳
管狐(こんのすけ)
2号館の屋上を見ると、上空に時空の歪みがまだ確認できた
そこからポロポロと、少量の短刀が零れ落ちていた
日向正宗
管狐(こんのすけ)
こんのすけがそう言おうとしたところで、地面が揺れた
膝丸
─────否、強力な時間遡行軍が大地をも揺るがすような轟音をあげ始めた
今剣
莉緒
再び2号館の屋上を見てみると、短時間で大量の短刀や太刀、さらにはもっと禍々しい空気を纏った敵が徘徊していた
日向正宗
コメント
5件
多分本家の攻撃時ボイス使ってるよね?意外と豊富なんだ! ……「お触り禁止」???
おお...!なんか強そうな敵が...!