部屋割りも
決めて、 私と
ゆいちゃんと
西山君と、前田君で
料理の準備をしていた。
蒼桜
あれ?
ゆいちゃん、これは
どこに置くの?

優依
あー、あおちゃーん!
それは、
こっちじゃなくて
こっちに置いてくれる?

蒼桜
あ、うん!
分かった。

智樹
木村さん、凄いな~
何でもテキパキ
こなしてて~

大輔
ほんまよな~、
絶対、そーゆー
家庭的な子って
モテそうやもん。

智樹
うん。そ~だよね。
いいなぁ、そーゆ子が
彼女だったらな ~

大輔
あれ?
ともき、 も、もしかして
木村さんの事、
気になってる感じなん?(智樹を、からかうようにし)

智樹
ば、バカ、
そ、そんなんじゃないって、

大輔
あひゃひゃ 笑
どーやろうね?笑

蒼桜
ちょっと、西山君に、前田君
おしゃべりしてないで、
出来た料理、リビングに
運んでー?

智樹
あ、は~い!

大輔
任せときなさーい笑

優依
ふー!
これで、ようやく
終わり!
後は、これを運ぶだけ、

そう言って、 ゆいちゃんが
わりと 重そうな料理を
運ぼうとした時、 重みのあまり
少し、よろけてしまって、
優依
き、きゃあ、

智樹
き、木村さん!
だ、大丈夫 ?

近くにいた、
西山君が
少し、よろけた
ゆいちゃんの身体を
支えて 体制を立て直してくれた。
優依
あ、ありがとう!
えっと、

智樹
西山です。

優依
西山君、
本当にありがとう。

ゆいちゃんは
料理をテーブルに
運んだ後、
西山君の手を
咄嗟につかんでお礼を言った、
智樹
わ、そ、そんな
たいしたことじゃないよ、、

そう言いながらも、
西山君は
少しだけ顔が
火照ってるのを
私は感じた。
大輔
ともき、ナーイス!
(智樹だけに聞こえる声で)

智樹
わわっ、もー
恥ずかしいから辞めてよー
だいすけ、

優依
よし!
これで、皆の分は
運んだね?

蒼桜
ふふふっ、 ゆいちゃん
さっきは良かったね?

優依
え?
あおちゃん?
な、何が?

蒼桜
んー?さぁー?なんでしょー?笑

優依
へ?
