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乱堂

.....動かなくなったぞ?こんなもので本当に洗脳できたのか?

冷暗

はい、そのはずです。あとは命令をすればその通りに動くはずです。

乱堂

ほう?では....

モブ

大変です!!

冷暗

なんだ、何があった?

モブ

それが....今我々と戦中の敵兵たちが数十人攻め込んできました!!

乱堂

ほう、そうか.....ちょうどいいじゃないか。命令だ、あの敵兵共をやって来い。

立花仙蔵

.....はい、私に、任せてください.....

仙蔵は生気のない目をしてそう言うと、すぐに敵兵を倒しに行った。

立花仙蔵

お前達....すまないが帰ってもらおう。

敵兵

な、なんだ貴様!!打てー!!

敵兵は仙蔵に銃を向けて打とうとしたが、仙蔵はその前に宝縁火矢を取り出し敵兵達に複数投げた。

ドッカーン!!!

立花仙蔵

.......倒すのは辞めてやる、早く自分の城へ戻れ....さもなくば。

敵兵

くっ!?な、何!?た、退避ー!!

冷暗

様子を見に来たが、逃がしちまうのかよ?怒られるぞ?

立花仙蔵

.....倒さなくても、アイツらがまた来たところで変わりはしない。だから、やらなくていい

冷暗

.....お前、なんで見ず知らずの奴の言うことを聞くんだ??

立花仙蔵

あの方が、やれと、言ったからだ。従わなければいけない....そう思っただけだ

仙蔵は生気無い目で言うと城の中に戻って行った。

冷暗

はぁ?.....俺が言うのもなんだけどなぁ、無茶苦茶な薬だなありゃ。

そう言うと冷暗も仙蔵を追いかけ城へ戻って行った

乱堂

おお?戻ったか.....そう言えば貴様の名前を聞いてなかったな。名はなんという?そもそも名前は覚えているのか?

立花仙蔵

立花仙蔵.....です。

乱堂

立花仙蔵、これからはここの忍者として私の、この乱堂様の傍で使えていろ。いいな?

立花仙蔵

.....はい、生命にかけても貴女に尽くします。

冷暗

お前は、もう元の場所には戻れねぇよ?仲間に傷だって付けちまったんだぜ?戻ったって居心地悪ぃだろうよ。洗脳薬なんか使わねぇで仲間になれよ。

立花仙蔵

断る、私は絶対に戻る.....!私の元いた場所に!

冷暗

はは、なるべく使いたくなかったがな。そう言うならしかたない。

立花仙蔵

.....何をする?

冷暗

お前に恨みはねぇがな、何もかも忘れて一から忠誠心を植え付ける。お前が飲んだ薬のさらに強い完全に何もかも忘れる強力な薬だ。

立花仙蔵

......ッ!そんな薬を飲む気にはならない。

冷暗

無理にでも飲ませなきゃいけねぇんだよ。飲め。

立花仙蔵

いい加減にしろ、私は飲まん....!!

冷暗

また、キスして飲ましてやろうか?

立花仙蔵

.....貴様.....!!いい加減にしろッ!!

冷暗

....しかたない。

冷暗は仙蔵にどんどん距離を詰めていく。

立花仙蔵

ッ......!来るなッ!ん″ぅ!んッ.....!

冷暗は仙蔵に無理やりキスをし薬を仙蔵に飲ませた。

冷暗

はぁ、おめぇが悪いんだぞ?さっさと飲めばいいのによ。

立花仙蔵

もうやめてくれ.....私は、皆のことを忘れたくないのに....ッ!もう、いっその事殺してくれ、誰か、私の、記憶が....亡くなる前に殺してくれッ.....!!

冷暗

......

その頃文次郎達は....

も....んじ...ろ.....文次郎!!

潮江文次郎

ッ!?

文次郎は慌てて起きるとそこには伊作達が心配そうな顔をして呼びかけてきていた

善法寺伊作

大丈夫!?文次郎の方は怪我は無い?

潮江文次郎

い、伊作....。ここは....?俺は、大丈夫だ。

善法寺伊作

ここは🔺○城の近くの森だよ。

七松小平太

凄い爆発してたぞ?仙蔵は見つかったか?

食満留三郎

.....見つけたが。

善法寺伊作

本当!?

中在家長次

もそ....その腕の傷はどうしたんだ。

食満留三郎

実はな.....

留三郎は何があったのかを全て話した

善法寺伊作

仙蔵が.....?

潮江文次郎

....あぁ

食満留三郎

っクソ!!助けられたかもしれねぇのに.....!!すまない。

潮江文次郎

腕の傷、大丈夫か。

食満留三郎

ふん!それぐらいで音を上げると思ってんのかバカ文次!元気をだせ!!さっさっと仙蔵を助ける作戦またたてるんだろう!!

潮江文次郎

,,,おう

善法寺伊作

文次郎,,,,留三郎の言う通りだよ、絶対仙蔵を助けよう!元気だして?そんな顔で仙蔵にあったら,,,責任感じちゃうよ?仙蔵も!いつもの調子で助けに行ってあげないと!

中在家長次

もそ.....仙蔵も助けを待っているぞ。

七松小平太

そうだぞ文次郎!!細かいことを気にしないで仙蔵を助け出すぞ!!イケイケどんどんだ!!

潮江文次郎

.....そうだな!おし、待ってろ仙蔵!!今度こそお前を取り戻してやる....!!....ってそういや伊作達どうしてこんなとこに居るんだ....?

善法寺伊作

い、いやーそれがね。僕の不運が発動しちゃって....

七松小平太

仙蔵を私達もさがしていたんだが不運が発動してな!なんと城の落ちると城から一瞬で出される穴に伊作共々落ちちゃってな!!

中在家長次

もそ....

食満留三郎

でも、俺らはどこに居たんだ?

中在家長次

もそ、落としあなと、その文次郎達の脱出通路は繋がっていたようだ。

善法寺伊作

僕たちがどうしようかと思ってたところに城から爆発が聞こえてきてそのちょっと後に留三郎達が転がり出てきたんだよ。

七松小平太

で、それを私達で少し近いこの森に運んできたんだ!!

潮江文次郎

そうだったのか、運がいいのか悪いのか....わっかんねぇな。

善法寺伊作

あはは.....

食満留三郎

.....よし、作戦会議だな。

七松小平太

もう真っ正面から行ったほうがいいんじゃないか?

食満留三郎

確かに....もし、仙蔵がまた....何かされてたら、こちらに向かってきてくれるかもしれん。

文次郎 留三郎 伊作 小平太 長次

......

食満留三郎

すまん....考えたくないが....

潮江文次郎

ッ......

善法寺伊作

......いや、そういう事も想定するのも大事だよ....!その時は仙蔵を助けてあげよう!1番苦しいのはきっと.....

善法寺伊作

仙蔵だから......

追記、投稿遅れてごめんなさい

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