〜5年後〜
青
桃
赤
黄
橙
紫
シスターとの別れから5年
僕らは紫様達のために働き続けている
変わったことといえば
黄が僕の身長を越したことと
新たにメイドや執事を雇うようになったこと
僕達が執事として働きつつもマフィアの一員として任務に出ることが多くなったからだ
メイド
青
メイド
青
青
メイド
青
メイド
青
青
4人がこちらを見てニヤニヤしている
紫
桃
橙
赤
青
4人「ごめんなさい」
黄
黄
今回の任務は
僕たちが育った孤児院を潰し、子供たちをまともな施設へ移すというもの
世のため人のためと教え込まれていたけど、本当のところは施設長が散財するための組織に過ぎなかった
青
黄
紫
青
紫
紫
紫
念の為僕と黄はフェイスべールをつけることにした
青
黄
紫
シスター
紫
ふわりと笑う紫様
青
シスター
シスター
紫
ママ
ママ
紫
ママ
紫
紫
ママ
紫
紫
ママ
紫
紫
ママ
ママ
ママ
紫
ママ
ママ
ママ
黄
ママ
黄
青
ナイフがママの耳を掠める
ママ
黄
黄
ママ
青
黄の頭を小突く
黄
黄
紫
ママ
青
ママ
青
青
黄
紫
紫
ママ
紫
黄
紫
黄
紫
黄
恐ろしいほどの圧だ
青
紫
青
紫
青
青
黄
紫
紫
青
黄
紫side
紫
ここは武器庫のようだ
多くの武器が収納されているのにもかかわらず埃一つない
紫
誰も居ないようだ
コンコンっ
紫
子供
10歳ほどの女の子が2人
硬そうなベッド
冬は寒いだろうし夏は眠れないだろう
紫
目線を低くして女の子たちと目を合わせる
紫
紫
紫
子供
責任感の強そうな女の子が気の弱そうな子を守るように威嚇してくる
紫
紫
子供
子供
紫
女の子の頭を撫でると少し拒否された
紫
青と黄が俺の所へ来た時もこんなだったな、と少し思い出に浸る
紫
子供
紫
紫
子供
紫
黄色side
いつも訓練をしていた森
少し遠くから何人かが訓練をする声がする
黄
子供
黄
黄
暗殺されたり巻き込まれたりで死ぬ者は多かったけれど
引き取られていく子供がいなかった訳じゃない
この嘘は妥当だ
子供
警戒した様子で言う女の子
黄
黄
子供
子供
黄
子供
黄
黄
子供
また訓練を始める子供たち
手は豆だらけ、腕は切り傷だらけ
僕も必死に訓練をして青に追いつこうとしていた
死にたくなかったから
青と生きたかったから
黄
振り向くと、年長者であろう男の子が立っていた
子供
黄
青side
ママがいつもいるのはここ
だけど
青
青
青
シスター
青
シスター
青
シスター
ここは緊急用の脱出路
成績トップの子供とママ、シスターだけが知る道だ
つまり、黄すら知らない
青
前方に人影が見える
青
ナイフを投げるも避けられてしまう
青
青
人影の足が止まる
ママ
青
ママ
青
後頭部がじんじん痛い
青
視界が歪む
青
コメント
1件
最高すぎる,…!!!! ハートを押す手学校止まらない…