『恋から逃げる気ですか?』だてなべ
昔から自然に隣にいた【渡辺翔太】と【宮舘涼太】。
だけどある日を境に、涼太はなぜか翔太を妙に意識するようになってしまった。
近づくと緊張する。
目が合うと逸らしてしまう。
無意識に距離を取ってしまう自分に、涼太自身も戸惑っていた。
「好きだからこそ、うまく接せない」――そんな、好き裂け。
一方で、急に避けられるようになった翔太は、理由もわからず静かに落ち込んでいく。
なんでもないふりをして笑うけれど、本当は寂しくてたまらない。
すれ違う心、傷つきながらも、それでも「好き」という気持ちは消せない。
傷つけたくない、でも本音を隠すほどに苦しくなる。
それぞれが不器用に、ただ純粋に想い合う、
じれったくて切なくて、でも誰より優しい、ふたりだけのラブストーリー。
「ずっと、そばにいたいだけなのに。」