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幼少期
私は水月家に生まれた女の子
母)きょーかちゃん可愛いですね〜
母は優しく
父)そうだなぁ、すごく優しい子に育つだろうな
父も、母の言う事に賛同するように笑い私を愛してくれた
鏡華
父)まだパパは言えないかぁ……笑
少し成長は遅かったがそれでも私はすくすくと育った
まだこの時は母と父は育休を取り彼らに会うことはまだなかった
晴樹
晴樹 7歳 薫 7歳 凛1歳 守 5歳 光一 6歳 楪 3歳 響 5歳
水月家は元から十二鬼神との知り合い…友人が多く、その延長で私達子供も親しくなったのだ
母)あらあら、晴樹君元気ね〜笑
晴樹
晴樹母)コラコラ、赤ちゃんが泣いちゃうわよ?
晴樹のお母さんは雷斗君が生まれ、確かだが…10の時に亡くなってしまった
母)いいのよ笑ほら、鏡華よ
凛
コテンとこ首を傾げる凛に向かい母は優しく「そうよ、とっても可愛いでしょう?」と優しく笑った
鏡華
光一
鈴木
晴樹
晴樹母)ダメよ〜、危ないからね
晴樹
晴樹母)この子ったら……全く
鏡華
父)おやおや、知らない人も居るのに珍しいな
母)ねぇ〜、それに眠そうにしてるし笑
凛
凛母)甘えん坊ね、凛
光一
薫
晴樹
鏡華
母)ご飯だと思ったのね笑ごめんなさいね
薫
鏡華
守
楪
鏡華
守母)久しぶりに母性がくすぐられるわね……
守
守母)天真爛漫だったからいいわ…
守
晴樹
守
母)よいしょ…鏡華ね〜、ココ最近歩きはじめたのよ〜
鏡華
晴樹
鏡華
光一
母さんに下ろされ本能で嫌がったのか私は降ろされた場所で泣きじゃくり光一くん達に沢山撫でられたりしてそれを微笑ましく見ている両親ズ
守母)だっこが好きなのね〜笑
凛母)見ていると思い出すわねぇ…早く大きくならないかしら笑
鏡華
母)ほらほら!頑張って歩いておいで!
薫
鏡華
薫君の手を握り頑張ってテチテチと歩いて母親の元に行く
母)そうそう!偉い偉い!
鈴木
楪
楪母)あら、貴方よりもちっちゃい子頑張って歩いてるわよ?笑
楪
数日すると雫ちゃんや翹子ちゃんも集まってきた
翹子 7歳 雫 34(獣人のため見た目は若々しいが、20年後には54歳、ババアとか言ったら食い殺されます)
雫
晴樹
光一
薫
雫
鏡華
母)久しぶりね、雫ちゃん笑
雫
父)雫さんじゃないか、あれか?ここの誰かに引っ張られたのか?笑
雫
雫
楪
鏡華
ドサッ
楪
鏡華
ゆー君が私を抱きしめるとふらっと倒れ泣くと両親ズは笑って私とゆー君を起こす
雫
楪母)ごめんなさいね、怪我はない?
母)大丈夫よ、そちらは?
楪母)大丈夫よ笑ごめんなさいね、鏡華ちゃん
鏡華
鈴木
雫
雫ちゃんは笑って自分のしっぽを私の顔にフサフサと優しく当ててくる
鏡華
雫
守父)可愛いもんだなぁ笑
翹子
父)娘可愛いッ!
母)キュートアグレッション起こして食べちゃいたい♥
全員)……え?
薫
凛
晴樹
母)あらあら笑大丈夫よ食べないわ笑
鏡華
翹子
雫
父)いやぁ……どうかねぇ、こんな可愛い可愛い育てられたらグータラ生活しかしてなさそう笑
母)うちがそんな生活させると思う?
雫
母)大丈夫よ安心なさい!ちゃんとメイドと執事と従業員達と頑張って教育するわ!
ずっと…続くと思っていた
事件…それは、凛君の母親…遥香さんが亡くなった
凛君10歳の時…凛君は1歳の時に晴樹達に会って以来会っていなかったので凛、晴樹達は互いの記憶が無かった
父)そうか…遥香さんが……
晴樹
鏡華
凛
父)こちらに連れてきた理由は……
晴樹
晴樹
晴樹は深々と頭を下げ私達に凛君の面倒を頼んだ
父)……
鏡華
母)ダメでは無いわ…でも、この子の傷は今…酷いの
母)深く触れない…触れば彼は壊れてしまう……なんせ、目の前で母親を亡くしたのだから
鏡華
晴樹
鏡華
父)他の方々は…
晴樹
父)元教師のこちらに……と
晴樹
鏡華
この時の私はあまり状況が分からなかった
でも分かることはひとつ……「彼は独りに…晴樹や怪異に対して酷い感情を持っている」
それがわかってしまった
母)……仕方ないわね…
晴樹
母)でも鏡華、この事は深く聞いてはダメ、絶対に
鏡華
晴樹
母)良いのよ、ここで突き放してしまえばこの子は誰も信じれなくなってしまう
父)さ、凛君こっちへ来なさい
凛
母)雨の中、頑張ったわね…少し手を貸しなさい
晴樹
母は晴樹に手を出させ包帯を巻かれた方の手を優しく握った
母)この傷は?
晴樹
母)…そう
母が微かに……いや、彼女本人は微かだと思うが私たちからしたら濃密で…色濃い「殺気」
母)少し待ってなさい…土地神らしいわね
晴樹
母)憂さ晴らしよ…私の友人を傷つけ、挙句子供から母親を奪った
【恩返し】
彼女の殺気は恐ろしかった、ただ本能で判らされた
鏡華
母)少し待ってなさい鏡華、人の友人に手を出すのがどれほど恐ろしい事か……解らせてくる
母はそう言い残し私と晴樹を置いて1人で向かった
母は当時、最強……とまでは言わないが【最凶】とは言われていた
彼女と戦闘した怪異は粉微塵になり辺りは酷い状態だとか…
数日後
漣遥香…彼女の死体は回収されたが…
葬式には彼、凛は参加させないと父と母は拒んだ
漣家)凛には葬式に……
母)あの子にトラウマを植え付けたいのですか!!
漣家)ッ…
父)俺もおすすめはしないな、あの子は自分の母親の死を間近で見て葬式に参加しろ…は、少々苦では?
漣家傘下)ご子息様には漣家当主としての自覚を_
父)確かに当主としての自覚は必要かもな、だが…自覚とトラウマを植え付けるのは違うぞ
母)……あの子たちが聞いてしまう前に終わらせましょう、あの子は十分【怪異の滅却】の志は持っていると思いますよ
そう冷たく言い放つ母に押され傘下と漣家の人達は帰って行った
母)終わったわよ!凛君!鏡華!
鏡華
父)全く…お前も行儀悪くなったな笑
鏡華
父)知らないとでも思ったか?笑
鏡華
凛
父)良いんだ、少し心が落ち着くまでここに居なさい
母)勿論よ!それとも……最後にお別れ言いに行く?
凛
鏡華
凛
父)良いんだ笑乗りかかった船だし、文句を言ってくるならこっちに来るよう言ってやる
父)君に被害が無い様にする
凛
凛
鏡華
母)追い返しておいて顔合わせるのかぁ…笑
父)文句言ってくるならまたねじ伏せそうだがな笑
鏡華
父)はいはい笑だが、あんまりにも酷い様なら来なくていいからな
父)これは大人…俺らの問題だ
鏡華
これはほんの少しの記憶
私が知らない所で起こっている事もあれば私が知っている事もある
過去を振り返るのはあまり好きでは無い私の昔話