ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
二次創作注意
ころん
靴箱を開けると、そこには手紙
それも一枚ではない
何枚も、何枚もあった
これは所謂ラブレター、という奴だった
ころん
自分にしか聞こえないような声で僕はぼそりと呟いた
周囲から感じる視線
多分この手紙を送った主のものだろう...
正直鬱陶しい
ころん
手紙を一枚ずつ読んでいく
それは告白だったり、昼休みこの場所で待ってるであったりと
そもそもとしてなんで待つんだろう
僕は別に相手の事を認知していない
興味もないのになんで自分からその場所に向かわなきゃいけないんだろう
絶対に断るのに、言っても意味ない
ころん
と、僕がまたため息を零したその時だった
莉犬
ころん
どこからか僕の名を呼ぶ声がした
僕がそちらに視線を向けると、
そこには見覚えのない男の子がいた
綺麗な子だった
可愛らしくて、どこか守ってあげたくなるような、そんな雰囲気を醸し出す子だった
こう言っちゃ悪いけど、女の子みたいだ
ころん
莉犬
莉犬
ころん
莉犬
ころん
何の話をするのか
そう聞く前にその子はすたすたと歩きだした
...この何日か女子から告白の言葉を何度も受けてきたが、
こうやって男子から声を掛けられるのは初めてだった
告白、ではないだろう
だったら何故僕を呼んだ?
考える度に疑問が生まれ、僕は歩きながら悩んだ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
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