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名も無い時代の集落の
名も無い幼い少年の
“誰も知らないおとぎばなし”
生まれついたときから
忌み子鬼の子として
モブ
nakamu
モブ
〇〇
その身に余る
罰を受けた
悲しい事は
nakamu
何も無いけど
夕焼け小焼け
手を引かれてさ
知らない知らない
nakamu
叱られた後の
モブ
nakamu
モブ
〇〇
雨上がりの手の温もりも
でも本当は本当は本当は本当 に寒いんだ
nakamu
〇〇
死なない死なない
モブ
nakamu
〇〇
誰も知らないおとぎばなしは
夕焼けの中に吸い込まれて
消えてった
吐き出す様な暴力と
モブ
nakamu
蔑んだ目の毎日に
nakamu
話しかけちゃだめなのに
〇〇
nakamu
nakamu
nakamu
〇〇
手を引かれてさ
知らない知らない
nakamu
君が子供じゃないことも
慣れない他人の手の温もりは
ただ本当に本当に本当に本当の事なんだ
やめないやめない君は 何でやめない?
見つかれば
nakamu
雨上がりの忌み子のふたり
夕焼けの中に吸い込まれて
消えてった
日が暮れて
夜が明けて
〇〇
nakamu
モブ
モブ
nakamu
”皆いなくなればいいのにな“
知らない知らない 声が聞こえてさ
僕と君以外の
“全類人”
nakamu
モブ
nakamu
モブ
〇〇
nakamu
抗う間もなく 手を引かれてさ
夕焼けの中に吸い込まれて
消えてった
nakamu
これからも君の名も
今は今はこれでいいんだと
nakamu
本当に本当に本当に本当に 思うんだ
知らない知らない
nakamu
夕焼けの中に吸い込まれて
消えてった