お疲れ様です
あれ?前回最終回じゃ………?
その通りです
リクエストが来たら書くんじゃなかった?
仰る通りです
じゃ何でいるんですか?
……………えへへ
本当にすみませんっ!!
実は今累計の♡が9000近く頂いてて
コメントも沢山頂いてて
これも一重に皆様のおかげ!!
で、欲が出ちゃいました
♡累計10000行ってみたい………
前に1回行ったことはあるんですけどね
リクエストも無さそうなので
このお話はこれで最後にしようかと思います
これで行かなかったら諦めますので
♡ください←
(あ、でもリクエスト下さっても大丈夫ですよ!←)
パパ達が戻って数日後
kty
mz
tg
pr
とまぁ相変わらず戦争な朝
だったんだけど
『俺がやるから準備してな』
なんて助け舟が出るようになって
ちょっと緩和されてる
一生懸命靴下を探すパパと
泣く子供を宥めご飯を食べさせるパパ
そんな光景が微笑ましくて
俺もprちゃんも笑みが零れてしまう
mz
前はパパも仕事があったから
こんなに余裕はなかったけど
改めてこの2人は
俺にとってかけがえのない宝物
なんかめっちゃ、幸せだぁ
なんてぽやぁっと浸ってたら
kty
mz
tg
pr
相変わらずドタバタする俺達に旦那達はやれやれと笑う
まだあれから他の記憶が戻らない2人は
仕事にも行けないので家でお留守番
その分家事をしてもらってるけど
仕事ないからって余裕こきやがって
……………いいなぁ
mz
pr
実は今の家は
旦那が行方不明になってから借りた家なので
2人は保育園の道のりを知らない
ましてや今は記憶が曖昧で
途中で何かあったら困るから
送り迎えは俺達ママがやっていた
でも今日は俺の上司cl君と
prちゃんの上司rn君から
復帰祝いと近況報告を兼ねて食事に誘われてしまったので
お迎えをパパに任すことになったのだが
俺とprちゃんは心配で仕方なかった
等の本人達は『大丈夫!』なんて言いながら
道を覚えるために今日は一緒に登園している
mz
pr
そんな事をボソボソ話しながら
あの思い出深くなった公園を通り
子供達を送り出して2人と別れ
俺とprちゃんは出勤した
そして午後6時
rn
cl
乾杯ー!の叫び声にグラスを押し当てる
pr
rn
mz
cl
rn
cl
なんて会話を弾ませて
旦那達の記憶の話になった
実は奇跡的なことに
旦那の上司2人とも
俺達2人の上司と仲良しなのだ
cl
rn
rn
mz
pr
rn
cl
rn
mz
pr
cl
そんな相談をして早1時間半
携帯の時刻が7時半を示した時
俺の携帯が鳴り響いた
上司2人に出るように促されたので
着信画面を見て俺は血の気が引いた
mz
慌てて電話に出ると
『パパが迎えに来ない』との内容だった
上司達が俺達に帰れと言うので
俺とprちゃんは謝りまくって店を後にした
子供達を引き取ってダッシュで家に帰るも
部屋は真っ暗だった
mz
何だか胸騒ぎがする
普通だったらどっか行ったのかな、位なんだろうけど
mz
半年振りに帰ってきてくれたのに
どうしてまた
貴方は消えてしまうの…………?
mz
子供達も必死に部屋中探してくれているのに
pr
pr
お迎えに頼んだ時間は4時
3時間半も迷子になるなんてありえない
貴方はまた俺を置いて
去っていってしまうの?
俺はその場にへたりこみ
溢れる涙が止められなかった
ねぇ神様
あなたが与えてくれたこの数日間は
儚き夢だったんでしょうか?
pr
俯き泣きじゃくる俺の両肩を持ち叫んだ
はっと見上げるとprちゃんは
必死に涙を堪えてた
pr
prちゃんも不安で一杯なのに
俺だけくよくよ泣いて情けない
mz
まだ何かあったと決まった訳じゃない
大丈夫だと言い聞かせては奮い立たせて
立ち上がった時だった
kty
tg
ふと見れば子供達は
ぬいぐるみを抱き締めて
窓の外を見つめていた
kty
tg
『ぱぱをかえしてください!!』
そんな子供達の切実さに
また涙が出そうになる
するとぬいぐるみの表情が
一瞬変わった様にも見えた
pr
mz
2人が帰ってきた今
このぬいぐるみはただのぬいぐるみのはずなのに
それなのにっ…………
mz
pr
今にも崩れそうになる俺を
prちゃんが泣きながら抱きしめてくれる
お互いの身体からは
不安と緊張が伝わる
その時、子供達が呟いた
kty
tg
恐らくぬいぐるみから聞いた言葉だろう
ふと見たぬいぐるみは
元の普通のぬいぐるみに戻ってた
始まりの場所は…………
pr
mz
夜も遅いので子供達を抱っこして
俺達は公園へと向かった
あのぬいぐるみも一緒に
さっきお迎えに行った時も通ったこの公園
走ってたし暗かったからよくわからなかったけど
いた気配はなかった
でもここにいてくれなきゃ俺はもう………
ただただ祈りを込めてそこら中を見渡すも
人影の様なものはない
kty
mz
こくんと頷いたktyを降ろして手を繋ぐと
目的があるかのように
俺の手を引っ張り走り出した
mz
kty
ふと見ればtgもprちゃんの手を引っ張って走ってる
子供達はぬいぐるみの言葉を受け取ったんだから
もしかしたら…………
希望を込めて着いて行くとそこには
mz
kty
探し続けた大事な人は
うつむせに倒れていた
mz
kty
身体を抱き上げ
名前を呼びながら必死に揺らしても
彼の瞳は開かない
mz
お願いだから目を覚まして
そんな祈りを込めて抱きしめる
kty
ほら、ktyも泣いちゃったよ
俺の涙も止まりそうにない
だからもう一度その綺麗な瞳を俺に見せて?
ねぇ神様
夢見る時間は
もうおしまいですか?
俺もktyも彼に身を埋め
ぐすぐすと泣いていたら
ぬいぐるみの手がぽんと
彼の胸に触れた
そしてぬいぐるみが微笑んだ様に見えた瞬間
彼はゆっくりとその瞳を開き
ぼろぼろに泣く俺を見て
にこって笑って言ったんだ
『もう、忘れないよ』
起きてくれた事が嬉しくて
俺はもう離しはしないとばかりに
その身体を抱き締め泣いた
話によると
迎えに行こうと2人でこの公園を歩いていたら
2人揃って急に頭が痛くなったらしく
ベンチに座ってから
記憶が無いらしい
mz
ベンチから遠くかけ離れた場所
何でこんな所に………?
するとぱぱのお膝に座ってたktyが呟いた
kty
kty
パパに夢中で気付かなかったけど
言われてみればそうかもしれない
子供の記憶力は意外に凄い
mz
そういえばぬいぐるみは?
さっきまでそこにあったはずのぬいぐるみが見当たらない
ktyも不思議そうに辺りを見渡す
するとパパは満足そうに言った
『俺達にあの子は』
『もう必要ないんだよ』
その一言で何となくわかった気がした
あのぬいぐるみは俺達とパパを繋ぐ物
それが消えたって言うことは
mz
すると彼は頷いて
『だから言ったろ?』
『もう忘れないって』
mz
いつまで経っても泣き止まない俺に
彼は頭をぽんぽんっとしながら
『相変わらず泣き虫だな』
なんて笑う
kty
そんな愛息子の質問に
彼はこう答えた
『苦しんでる人を助けに行ったんだよ』
本当にぬいぐるみの言葉みたいで驚いたけど
実際にそうなのかもしれない
mz
そんな俺の回答に
ktyら『うん!!』と応えてくれた
確かにもう全てが戻った今
俺達にあのぬいぐるみはいらないのかもしれない
ねぇ神様
ぬいぐるみがいなくなっちゃったのは寂しいけど
あなたが与えてくれた夢と希望は
決して消えない宝物になりました
願いを叶えてくれて
俺を彼の元へ連れて行ってくれて
ありがとうございます
pr
別の所にいたprちゃん達がこっちに来て
座っている俺達に手を差し伸べてくれる
mz
俺達は差し伸べられた手を取り
みんなで家路に向かった
『ただいま』
これがほんとうにさいごのおはなし? ぬいぐるみがなくてもだいじょうぶ こうしてみんなでてをとりあって つよくいきるすべを あのこがおしえてくれたから
すべてのひとに かんしゃをこめて
ありがとう
コメント
22件
なんだよもう神じゃんかよー! こっち側の望んでいることを 実現してくれるとか真面目に神 お父さんの言葉を人物の言葉では なく文として書いているのが ものすごく好きです!(伝われ)
記憶戻ってくれたのが嬉しすぎて涙が…😿😿 パパさんたちの居場所が分からないってなったからめっちゃ焦ったけど、見つかったし、記憶戻ったしで安心😌𓈒𓏸 最高でした!!
初コメ失礼します!一気に読みました。もう涙が止まらなくてハンカチがびしょびしょです😭素敵な最高のお話ありがとうございました😢 リクエストってまだ