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フォルゼ

本編

ルーク

スタートだ!

この世界には “人間”と“魔族”と言う 二つの種族がいた

魔族は 吸血鬼、鬼、天使などと

“空想”の世界で 出てくるようなバケモノ 又は亜人と言う

魔族は魔力 人間は能力を使って 生活していた

僕は人間だった

平凡に 暮らしていた

僕が住んでいる 孤児院はみんな笑顔だった

フォルゼ

おはよう

リラル

おはよー
フォルゼ

シイ

フォルゼちゃん
私の絵を描いてよ

フォルゼ

いいよ

私は 絵を描くことが好きだった

小さい頃から それくらいしか楽しみが なかったから

フォルゼ

できたよ

シイ

わー
ありがとう
フォルゼちゃん

ユミ

ねぇねぇ
私も描いてー

リラル

えー
次は私がいいなー

ユミ

こういうのは
早いもん勝ちだからね

フォルゼ

大丈夫だよ

フォルゼ

ちゃんとみんなの分
描いてあげるから

リラル

やったー

ユミ

ありがとう

シイ

優しいね
フォルゼちゃん

こんな 暖かくて優しい 場所に来れてよかったって 今でも思ってる

でもある日

私が目を覚ますと

フォルゼ

な、、
なに、これ

背中からは 羽が生えていて

鏡に映った自分が 自分じゃないと思った

これじゃあ まるで「天使」みたいじゃんか

フォルゼ

これが
、、私なの?

周りを見ると

自分の部屋ではない 透明な部屋の中にいた

フォルゼ

ここはどこ

嫌だ!!

フォルゼ

!?

看護師?

大丈夫よ

看護師?

怖くないよ

リラル

行かない

リラル

いやぁぁぁあー!!!

フォルゼ

リラル、ちゃん?

リラル


フォ、、フォルゼ?

うぃぃぃぃーん

リラル

エ、、

フォルゼ

!?

いやぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁあ

フォルゼ

ルイ、、ちゃん?

フォルゼ

ルイ、ルイちゃん

フォルゼ

、、

許さない

この時から 僕は血を見ると暴走して しまうようになった

いわゆる “血恐怖症”ってやつに、、

それから 数十年後

僕は 孤児院から抜け出し

殺し屋として 生活している

グサグサグサグサ

フォルゼ

よし
こんぐらいでいいかな

フォルゼ

はぁー
骨のあるやつがいなくて
つまんない

ルーク

『今日も
結構派手にやったな』

僕の裏人格が 意志を持ったこと

僕は“不老不死”で“無痛症” であることがわかったこと

など いろいろわかったことが あった

フォルゼ

まぁね

ルーク

『じゃあ
次は俺の番かな』

カナタ

ちなみに
『』はフォルゼの
心の中で言ってるよ

フォルゼ

そうだね

フォルゼ

よろしく

ルーク

『おうよ』

僕たちは それぞれ役目を決めた

まず僕が ターゲットを殺して

ルークが 死体を分解して

僕が死体一部を食べる

人間はいい栄養補給に なるし

なおかつ美味しい

ルークは 食べないようだけど まぁ僕にはどうでもいい

まあ 僕もルークも食べなくても 生きていけるような 体をしてるから

そんな 急がなくてもいいんだけどね

フォルゼ

もぐもぐ

ルーク

よくそんなもの
食べられるな
↑外に出た

フォルゼ

美味しいからね

フォルゼ

特に
肉とか心臓

フォルゼ

血と混ざって美味しいよ?

ルーク

イカれてるな

フォルゼ

そしたら
ルークだって死体
漁ってるんだから

フォルゼ

お互い様じゃない?

ルーク

、、
なんともいえないな

フォルゼ

でしょ?

フォルゼ

ふう

フォルゼ

ご馳走様

ルーク

これで
証拠隠滅だな

フォルゼ

うん

フォルゼ

これで
本部に伝えるかな

ルーク

そうだな

フォルゼ

【本部
こちらフォルゼ】

フォルゼ

【ただいま
ターゲットご馳走しました♪】

本部

【、、了解】

本部

【帰ってこい】

フォルゼ

【わかりました】

ルーク

また
引いてたな

フォルゼ

まあ
いつものことだからさ

ルーク

まあ
とりあえず
帰るぞ

フォルゼ

はーい

フォルゼ

終わり

最強の殺し屋は虐めれらっ子のボディガード

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