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これは僕が病院に来る少し前の話
数年前
-hotoke-
ぉ…お母さん…
母親
……
母親
何…
-hotoke-
ぇ…えっとね…
母親
話す内容を決めてから来てくれない？
-hotoke-
ぁ…ごめんなさい…
母親
それと…私は仕事が忙しいの…
早く出てきなさい…
早く出てきなさい…
-hotoke-
はい…ごめんなさい…お母さん
昔から…母さんは僕の話は聞いてくれなかった…
父親
……
-hotoke-
お…父さん…
父親
……
-hotoke-
ぁ…ごめんなさい…
父さんは僕のことを見ずに無視をするだけ…
数ヶ月後
気づいたら…父さん達は帰ってこなくなった…
代わりに男の人が二人来た
ないこ
ねぇ…君…大丈夫…？
-hotoke-
……ﾋﾞｸﾋﾞｸ
りうら
……
りうら
ないくん…この子抑えてて…
ないこ
ぇ…？ 分かった…
ないこ
ごめんね〜ちょっと抱っこさせてね…
-hotoke-
……!! ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
りうら
よし…ちょっと睡眠薬打つよ…
-hotoke-
……!!
その日から…僕の病院での生活が始まった
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作品ページ
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