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新しい作品かきてぇ

なにかこ

決めた

でっとれーるぱろする

let's go

川田 李々蝶

ぁ゛…、あぁ、゛…

自分の頬についた親の血が滴る音がする。

川田 李々蝶

ぅ゛ぇ、おぇ゛ッ!

守れなかった。

罪悪感が極限状態のりりちよをさらに追い詰める

吐き気がする

ゾンビ あの醜い化け物のせいで。

なんで。

川田 李々蝶

なんで、ッ、

目の前に繰り広げられる攻撃に怯える

???

やめ゛ッ!!あ゛ぁ゛ぁ゛っっ!!!

川田 李々蝶

ひぃッ゛…!

見知らぬ誰がか目の前で頭ごとかぶりつかれる、

気持ち悪い程の血の量に頭がくらくらする

川田 李々蝶

許さないッ…、

頭を守り燃える家から全力疾走する

川田 李々蝶

絶対゛ッ!俺が助けるから゛ッ!

燃える家、血を流す人々、壁にこびりついた親の肉片。

全てが忘れられなくて

許せない

許さない

許さない

何十年後。李々蝶は立派な大人だ。”ゾンビを倒せるぐらいには“

川田 李々蝶

やっとだ。

目の前に広がる電車。

川田 李々蝶

この電車に乗ればいいんだよな、?

チケットを握り締めて、駅員にチケットを渡す。

駅員:??

あぁ゛、デットレール行きですね。

デットレール

それはあまりの惨さと残虐性から名付けられたレールの名前。

ゾンビが群がり、死体には小蝿が舞うのが普通。

川田 李々蝶

、ありがとうございます。

帽子を深く下げ、お辞儀をすると駅の中へと進む。

駅員:??

いってらっしゃいませ、……

駅員:??

、あの人、生きて帰ってくるといいなぁ゛ッー! 

呑気にあくびをし、くるくると椅子の上で回る____

川田 李々蝶

えぇ、っと…席はCの1、…

???

あ、あんたもデットレール行きか。

川田 李々蝶

あぁ、はい。そうですけど、…

川田 李々蝶

その言いようだと貴方もですか、

???の隣に座り、刹那そうに窓を見つめる???の目線の先を追いかける

三郷 葵

貴方って堅苦しぃな。俺の名前は三郷 葵、3号先輩とでも。

三郷 葵 ゾンビ討伐隊。通称デットレール特攻隊3年目。 ほぼ全員にタメ口だが、礼儀がある。言葉で表すなら「親しき仲にも礼儀あり。」

川田 李々蝶

俺の名前は川田 李々蝶です、

まもなく、スフィア行き列車が出発しま~す。

チャイムがなり、五月蝿かった電車内が静まり返る。

川田 李々蝶

…、よろしくお願いします。

三郷 葵

あぁ。りりちよ。よろしくな

川田 李々蝶

…、

寝かけそうになっている李々蝶を見て、三郷が微笑む、三郷も背もたれに凭れ掛かり、深く眠りにつく。

next30いいねぇ⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎

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