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興味のある方いらっしゃれば、こちら新アカウントです(*´ω`*) またいつでもアカウント消すかもしれませんし投稿などをどこまでするかも不透明ですがこれからもよろしくお願い致します
秋穂
秋穂
秋穂
秋穂
秋穂
目がさめるとそこは病院の寝台の上だった。
秋穂は急いでナースコールを連打する。
秋穂
秋穂
秋穂
秋穂
秋穂
辺りを見渡しても誰もいない。真っ暗で肌寒い病室に一人。 秋穂にとっては恐怖でしかなかった。
×××
×××
声が聞こえた。
秋穂
秋穂
幼い少女の声。小学校低学年かそれにも満たないくらいだろう。 しかし、秋穂にはその声が怖かった。
頭にこだまする少女の声。 しかし、その可愛らしい声は魂を宿してないような冷たさを感じる。
×××
×××
×××
×××
コツコツ…
足音が近づく。
少女のものだろうか。
秋穂
秋穂
×××
×××
×××
そこにはちいさな少女がたっていた。 白いワンピースを揺らして少女はたっていた。
病室の黒にとけて顔はよく見えない。
×××
×××
×××
×××
×××
秋穂
秋穂は白い布団に深く潜り、身を抱え、ただ、待っていた。
ただ、ただ、少女がいなくなるのを待っていた。
…
……
………
誰の声も聞こえなくなった。
きっと少女はいなくなった。 秋穂は安心し布団からでた。
秋穂
×××
×××
×××
秋穂
秋穂
秋穂は急いで病室からでた。
秋穂
秋穂
秋穂は必死になって走った
秋穂
秋穂
秋穂は靴を履いていない。病院の廊下は滑りやすかった。
秋穂
秋穂
秋穂が立ち上がろうとしたそのとき
秋穂
秋穂の足に違和感と激痛が走る。
足元に目線を下ろすとそこには足はない。
そこにはあかい雫が静かに落ちていた。 ふくらはぎからはみ出て見えるのは白い柱のようなもの。 それもあかで汚れてしまっている。
×××
×××
秋穂
秋穂はその光景と激痛と共に意識を落とした。
…
その意識は
…
再び戻ることはなかった。
……
秋穂
秋穂