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深澤辰哉

どうも!
営業1課エースの深澤辰哉です!

( ˘-˘)ว ))д*)ポカッ自分で言うな!(詩織)

深澤辰哉

いてっ!

深澤辰哉

ちょっとシオ!早く行って!
ゞ(o`Д´o) シッシ
せっかくインタビューなんて
貴重な機会貰ったんだから……

ハイハイ‪💧‬ じゃよろしくお願いします! パタン🚪

インタビュア

……仲よろしいんですね笑

深澤辰哉

入社は半年先輩なんだけど
実は歳下なんで…
仕事上はヘコヘコしてますよ。

インタビュア

そうなんですか?

深澤辰哉

俺、コネ入社で。
営業部配属になって
先輩仕事は
出来るんですけどね……ふぅ。

深澤辰哉

もともと年齢って社会人になると
凄い離れてるなら別ですけど…

深澤辰哉

あ、コレ内緒でお願いしますね🙊

インタビュア

なんでですか?

深澤辰哉

実は入ってすぐの時に社内報の
年齢の記述が間違ってて
それ信じられてて………。

インタビュア

あぁ。

深澤辰哉

歳が近いってことで
コンビ組むことに…
年齢的には
今の経理の渡辺課長と
同い年なんですけど…

深澤辰哉

この間違いが無ければシオ…
あ、齋藤先輩と組むこと無かったんで。僕的にはこの事実は
オフレコにしておきたくて……

インタビュア

なるほど……。分かりました(*^^*)

深澤辰哉

ありがとうございます。

インタビュア

では始めましょうか…

ここからは俺 深澤辰哉の過去の物語

朝の社内

深澤辰哉

本日付けで営業部に配属になりました
深澤辰哉です。よろしくお願いします。

営業部長

えーと。深澤くんの指導係は……
歳も近いから齋藤さん色々教えてあげて

齋藤詩織

はい。分かりました

深澤辰哉

よろしくお願いします。

齋藤詩織

よろしくね深澤くん

深澤辰哉

こちらこそ…

齋藤詩織

席はここ私の隣

深澤辰哉

はい。

社内報見ながら…

齋藤詩織

へえ誕生日半年違いなんだ。

深澤辰哉

あ、そうなんですか?

齋藤詩織

ん。私12月だから

深澤辰哉

齋藤先輩…か。

一通りの社内での必要な事を 教えて貰って…

齋藤詩織

そろそろお昼だね

深澤辰哉

いつもどうしてますか?

齋藤詩織

コンビニで買ってきて
休憩室で食べたり、食べに出たりかな?

深澤辰哉

今日は?どうしますか?
なんか買ってきます?

齋藤詩織

これから打ち合わせもあるから
食べに行こう。いい?

深澤辰哉

もちろんです

深澤辰哉

雰囲気良いとこですね。

齋藤詩織

入社してすぐに見つけたの。
ハズレが無いから何でも美味しいよ

齋藤詩織

何が好き?

深澤辰哉

特になんでも。先輩は何が好きですか?

齋藤詩織

ん~。結構食べれる?

深澤辰哉

そりゃオトコですから。

齋藤詩織

じゃ任せてもらっていい?
シェアしながら食べよ!

深澤辰哉

はい!

シオは手慣れた感じで パスタと肉料理とサラダを注文。

齋藤詩織

ドリンクはどうする?深澤くん

深澤辰哉

あ、じゃあアイスコーヒーで。

齋藤詩織

私キャラメルマキアート

メニューを閉じて店員に渡す。

齋藤詩織

この後だけど取り敢えず
私の営業先に挨拶に回ろうと思ってる

深澤辰哉

はい。

齋藤詩織

取り敢えず
後ろに付いて挨拶してて。

深澤辰哉

分かりました。
勉強させて頂きます。

齋藤詩織

中途採用ってことは、
他になんか職歴経験があるのかな?

深澤辰哉

海外に居たんです。勉強の為に。
MBA取得するの手間取っちゃって…。

齋藤詩織

そうなんだ。凄いね

深澤辰哉

先輩も学生の時に
取得してますよね?
社内報に経歴出てましたよ(→ウソです)

齋藤詩織

(詩織の顔が一瞬曇る)

齋藤詩織

あ…。うん。

お待たせしました! 料理が並ぶ

深澤辰哉

うわぁ美味そうっすね

齋藤詩織

よし、食べよう!

イタダキ━(人˙꒳​˙ )━マスッ

齋藤詩織

どう?

深澤辰哉

めちゃめちゃ美味しい♡
(*´~`*)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"

齋藤詩織

幸せそうに食べるね

取り分けてくれる。

齋藤詩織

これもどうぞ(^ω^)_凵

深澤辰哉

ありがとうございます😊
ŧ‹"ŧ‹"(・ч・)ŧ‹"ŧ‹"
肉柔らかっ!

齋藤詩織

フフ( ◜ᴗ◝ )ニコ

深澤辰哉

(◎_◎;) ドキッ!!

料理を平らげ、 コーヒーに手をつける

深澤辰哉

(やべっ地雷踏んだ?)さっきの
先輩のMBAの事
もしかして…ダメでした?
嫌な思いさせちゃったなら
すみません。

齋藤詩織

ううん。いいの。
自分の中のことだから…気にしないで。
まだまだ男社会で
女性で営業成績
上げるのって大変なんだよね。

齋藤詩織

半年で後輩も付けられて、
妬まれることも多くて。

深澤辰哉

え…。先輩?

齋藤詩織

まくら営業してるん
じゃないかって噂されてる…。

深澤辰哉

嘘!

齋藤詩織

してない。そんなこと。
だから実力つけて黙らせるしかないの。
きっと深澤くんの耳にもそのうち入るだろうから先に言っとくね

齋藤詩織

私は負けないから。
深澤くんも一緒に頑張ろう!

齋藤詩織

さぁ行くよ!

深澤辰哉

はい!

二人で営業先へ向かった

齋藤詩織

深澤くんはい。

深澤辰哉

え?

手渡されたのは黒革の名刺入れ

深澤辰哉

先輩…これ。

齋藤詩織

コレで営業頑張って
さ、行くよ

深澤辰哉

はい!この名刺入れに
恥じないよう頑張ります!

〇紅商事

〇紅商事 田中

齋藤さん!

齋藤詩織

田中様ご無沙汰しております。

齋藤詩織

お忙しいところ
お時間頂戴し
ありがとうございます。

齋藤詩織

新しい者が
入りましたのでご挨拶を。

深澤辰哉

始めまして。(名刺を差し出して)
深澤と申します。
よろしくお願いします

〇紅商事 田中

田中です。齋藤さんの部下か。
羨ましいな。頑張ってね。

深澤辰哉

ありがとうございます。

〇紅商事 田中

こないだ提案もらったの、
検討してるけど…

齋藤詩織

ありがとうございます。
もしかして(資料を出す)
ここですか?…これはこちらで
対応する事も可能出来ますが
…いかがでしょうか

〇紅商事 田中

あ~このくらいの
コスト設定ならいいかな…。
部長の確認取れたらすぐに進めたいな

齋藤詩織

ありがとうございます。

深澤辰哉

ニコニコ☺️(先輩すげぇ)

〇紅商事 田中

深澤くんって言ったね

深澤辰哉

はい。

〇紅商事 田中

齋藤さんの事ヨロシクね。
頑張りすぎちゃうから
君は君なりの営業方法
見つけるんだよ

深澤辰哉

え…アハハ

齋藤詩織

田中様…やめてください笑
怖がってるじゃないですか

〇紅商事 田中

一緒に仕事出来る日を楽しみにしてるよ

深澤辰哉

はい!もちろんです!
よろしくお願いします。

齋藤詩織

お時間頂き
ありがとうございました!

詩織の手帳はスケジュール びっしりで埋まってる。 移動中もメールやら 電話があちこちから かかってきて ホントなら俺の事構ってる 余裕なんてないくらい忙しい。 朝の時間帯も早く出社してて2件アポを済ませていた事に気付かされる。 今日一日で既に3件の契約を 取り付けてる

深澤辰哉

先輩!

齋藤詩織

なに?

深澤辰哉

次のアポまでどのくらいですか?

齋藤詩織

ん~。40分くらいかな。移動も含めて。

深澤辰哉

じゃ、一息いれませんか?
あ、ちょっと待って下さいね

タッタッタッ🏃

深澤辰哉

はい!キャラメルラテです。
温かいので良かったですか?

齋藤詩織

あ、ありがとう。

甘めのコーヒーに キャラメルソースたっぷり。 オレは甘すぎて飲めないけど 先輩は疲れてるだろうから ちょうど良いでしょ?

齋藤詩織

ん。美味しい♡

深澤辰哉

良かった♡
実はこの辺住んでたことあって…

深澤辰哉

この先のカフェに頼んで
作ってもらいました。

小さい紙袋を取り出す。 1口大のチョコレートがけの ドーナツ

深澤辰哉

はい(*^^*)

齋藤詩織

これも?

深澤辰哉

小腹すいてきた頃かなって…

深澤辰哉

先輩お昼あんま食べてなかったし。

深澤辰哉

甘いものなら入るでしょ?(笑)

齋藤詩織

深澤くん…

深澤辰哉

はい?

齋藤詩織

ちょっと怖い💦

深澤辰哉

なんでですかぁ?!

齋藤詩織

よく見てるんだね。

深澤辰哉

今日は勉強させてもらうって
言ったじゃないですか?(;_;)

シュンとした顔が子犬のように見えた 頭に垂れた耳が見える

齋藤詩織

(カワイ…)

齋藤詩織

(メモもちゃんと取ってるし)

齋藤詩織

(仕事に対する取り組み方もマジメ)

齋藤詩織

(字は汚いけど、書いてるのが
歩きながらだったり
慣れてないからかも。
大きい手帳にしたらいいかもね)

営業部長

通話終了

通話
00:00

齋藤詩織

あ、部長からだ。

齋藤詩織

ちょっとごめんね

深澤辰哉

あ、はいどうぞ。

少し離れたところで電話をしてる…

齋藤詩織

え…どういう事ですか?

声を荒げてる… 先輩何かあったのかな? トラブル?

齋藤詩織

分かりました……。はい…では…

深澤辰哉

先輩!どうかしました?

齋藤詩織

営業先から担当者を変えて欲しいって

深澤辰哉

え?なんで…

齋藤詩織

いつもの。女性だとやりづらいとか。

深澤辰哉

そんなの…偏見…

齋藤詩織

仕方ないよ…顧客ニーズに沿うのが
こちらの仕事。
男性がいいって言うなら
代わるしかない。

深澤辰哉

それ…どこの会社ですか?

齋藤詩織

○○商事

たしか父親の会社と 取引があった会社だ

深澤辰哉

担当者の名前は?

齋藤詩織

え?

深澤辰哉

誰なんですか!

齋藤詩織

販売推進部の山中さん

深澤辰哉

それ、何とかなるかも。

齋藤詩織

え?

深澤辰哉

次のアポ30分後くらいですよね?

齋藤詩織

ん。

深澤辰哉

住所教えてください。別で行動します

齋藤詩織

え?

深澤辰哉

時間までには
必ず行きますから。

齋藤詩織

え、じゃぁこれ…

深澤辰哉

じゃ、あとで……

俺は走り出した

プルルルルル

辰哉父

なんだ、珍しいな

深澤辰哉

父さん、父さんの会社と
取引のある○○商事って
男女差別があるって聞いたことある?

辰哉父

いきなりなんだ?

深澤辰哉

今取引してる契約が…

深澤辰哉

契約取り付けたのに
担当者変われって…

辰哉父

かいつまみすぎだ。ちゃんと話せ

詳しく説明する

辰哉父

落ち度も無いのに
担当を変えろと言うのはおかしい

辰哉父

こちらで確認するからちょっと待ってろ

深澤辰哉

うん。

辰哉父

元気でやってるのか?

深澤辰哉

うん。尊敬できる先輩について
営業回ってる…。

辰哉父

なにかあれば
いつでも言ってこい。
出来ることは力になるから。

深澤辰哉

ありがとう。でも営業はしない。
父さんの会社とはしたくないんだ。
ごめん。親不孝者で。

辰哉父

何を言ってる。
それがお前の誇りだろ?
誇りを持って職務に当たれ、
私が社員に言い続けてる事だ。

ぴら…

辰哉父

むぅ。癒着だな

深澤辰哉

え?

辰哉父

この取引には他社との密約がある。相手方の社長にはすぐに連絡を入れるから、お前は部長に報告をするんだ。

深澤辰哉

うん。分かった。

辰哉父

まだこんな事やってんのか…
困ったもんだ。
知らせてくれてありがとうな。

深澤辰哉

俺はただ先輩を
守りたかっただけだよ。

辰哉父

たまには顔出せ。
母さんが寂しがってる。

深澤辰哉

分かった。

深澤辰哉

すみません。○○まで

タクシーに飛び乗り 先輩の待つ会社へ 約束まであと20分 ここからなら 余裕で間に合う時間だ

深澤辰哉

部長に連絡。

深澤辰哉

通話終了

通話
00:00

営業部長

はい。

深澤辰哉

深澤です。

営業部長

おお、どうした?

深澤辰哉

齋藤先輩の
○○商事の契約の件、
担当変えて欲しいって
連絡したの部長ですよね?

営業部長

おぉ。そうだ。

深澤辰哉

多分担当変更は無くなります。
もっと大きな
契約になると思うので
対応準備お願い出来ますか?

深澤辰哉

今言えるのは
他社との密約があった、と。
これは切りました。
その分ウチに
回ってくると思います。

営業部長

もしかして深澤社長が動いたのか?

深澤辰哉

はい。どうか内密に。
先輩にも言わないで下さい

営業部長

分かった。この後は直帰してくれ

深澤辰哉

はい。お疲れ様です。

会社到着

待ち合わせが 無事に済み 先方との挨拶

深澤辰哉

初めまして深澤辰哉と申します。

橋本

橋本です。よろしくお願いします

齋藤詩織

最近ギターやって
らっしゃるんですか?

橋本

ええ。教室通ってますよ

深澤辰哉

え?アコギですか?

橋本

ええ。クラシックですけど、
深澤さんも
やるんですか?ギター

深澤辰哉

ええ。かじる程度ですが。
指使い難しいですよね。
しかも弦太いし。

橋本

今度ぜひまた
お話聞かせてください。

深澤辰哉

もちろんです。
よろしくお願いします。

齋藤詩織

(いい感じ。ここは任せてもよさそう。)

営業は 人と人との繋がり 相手の心を開いてから 仕事に繋がっていく。 地道な作業 先輩の営業努力の お陰でスムーズに 面談ができている。

深澤辰哉

それでは失礼します。

深澤辰哉

お時間頂きありがとうございました。

今日最後の面談を終える

深澤辰哉

終わったあ!

齋藤詩織

ふふふ( ◜ᴗ◝ )ニコ
お疲れ様

岩本

あれ?ふっか先輩?

深澤辰哉

おお!照。大学帰り?

齋藤詩織

知り合い?

深澤辰哉

大学の後輩です。

岩本

ふっか先輩の彼女さん?

深澤辰哉

バカ!会社の先輩だよ!

岩本

あ、すいません。
岩本です。
ふっか先輩が
お世話になってます。

齋藤詩織

ふふ。仲良いね。

岩本

ふっか先輩
まだ仕事?
これから時間ある?

深澤辰哉

ん?どした?

岩本

飲みに連れてってよ

深澤辰哉

んあ?

齋藤詩織

今日はもう終わり。直帰でいいよ

岩本

会社の先輩も一緒にどうっすか?

齋藤詩織

え?私?

岩本

ヤロー二人じゃつまんないっしょ。

岩本

会社のことも色々聞きたいし。

深澤辰哉

就活中かぁ?

岩本

あと1年あるけど、
そろそろ動き出さないと。
ただでさえ2年ブランクあるから、
新卒に負けないようにしないと…

齋藤詩織

そうなんだ。

岩本

行きましょうよ。一緒に。
まだ仕事あるんすか?

深澤辰哉

おい!先輩に失礼だよ

齋藤詩織

いいよ。

深澤辰哉

へっ?

齋藤詩織

頑張ったご褒美。

深澤辰哉

いいんですか?先輩?
デートとかありませんか?

齋藤詩織

ないよ。そんなの。

齋藤詩織

よし!行こう!深澤くん。

深澤辰哉

はい!

某チェーン店居酒屋

乾杯🍻

齋藤詩織

ねえ。岩本くん

岩本

はい。なんスか?

齋藤詩織

気になること聞いてもいい?

岩本

どうぞ。

齋藤詩織

深澤くんのことふっか先輩って……

岩本

あぁ。呼び名?
あだ名みたいなもんス。

深澤辰哉

昔からだよな…

岩本

ふっか先輩みんなに優しいから
いじられキャラっ~か絡まれキャラ?

岩本

後輩達が名付けたんス。

齋藤詩織

へぇ。

岩本

飲みの席は先輩後輩
関係なく構ってくれるんで…
しかも実は…

齋藤詩織

ん?

岩本

酒弱いんすよふっか先輩。

齋藤詩織

ええΣ(*oωo艸;)!?そうなの?

岩本

3杯位で酔っ払いますよ。

深澤辰哉

・・・ひかるぅ?

齋藤詩織

え?だってもう4杯目…

岩本

ほらね。(*´罒`*)

齋藤詩織

大丈夫なの?

岩本

記憶は飛ばないんですけど
幼くなってデレデレになるんで・・・

岩本

飲みに連れてって貰っても
だいたい世話してます・・・。

齋藤詩織

岩本くんは平気なのね。

岩本

俺は全然平気です。
うちの家系みんな強いんで。

岩本

あと、本音が聞きたい時は
飲ませると聞けますよ。
ふっか先輩の本音( ≖ᴗ≖​)ニヤッ

齋藤詩織

面白いこと聞いた(*^^*)

岩本

齋藤先輩でいいっすか?

齋藤詩織

……いいよ。

岩本

ふっか先輩の事
よろしくお願いします。

岩本

そのうち先輩追っかけて
会社行くつもりなんで。

岩本

齋藤先輩の指導が良いっす。

齋藤詩織

深澤君じゃなくて?

岩本

ふっか先輩だと
馴れ合いになっちゃうんで。多分。

岩本

だから待っててくださいね。

10杯目のレモンサワーを グイッと飲み干し立ち上がる。

岩本

おーいふっか先輩!

深澤辰哉

んぁ?あ、ひかるだァ

岩本

そろそろ帰りますよぉ~。

ふっかの肩を掴み 上体を引っ張り立ち上がらせる。 荷物を逆手で肩に掛け ふっかの腰をホールド。 やられ慣れているのか 抵抗する素振りすらない。

齋藤詩織

(この2人一体どういう関係?)

岩本

じゃ、齋藤先輩…
すんません。お先です。

岩本

あ、今日のここの事は
忘れてやって下さい。

齋藤詩織

もちろん。お酒の事は覚えとく。

深澤辰哉

ふぁ?ニャに?

岩本

いいからほら、歩いて💢

深澤辰哉

ふぁ~い…

齋藤詩織

Www

そして残ったお酒を飲み干して 帰ろうと会計にいくと既に払った後で… 酔っててもちゃっかり会計をして 帰りましたとさ。 (後日談) 例え先輩だろうと飲みの席で 女性にお金を払わせる なんてありえない。 By照&ふっか だって……。(笑)

齋藤詩織

いいコンビ。
ホントに会社に来たら面白そう……

3人で飲んだ後数日経って

営業部長

齋藤さんちょっと…

齋藤詩織

はい。なんでしょうか?

別室に呼ばれる

営業部長

先日の〇〇商事の件
向こうの担当が降りたので、
そのまま齋藤さんに継続して
担当して欲しいと
会社を通じて話があった。

齋藤詩織

え?そうなんですか?

営業部長

契約書の取り直しも
しなくちゃいけないんでね。経理課の渡辺くんもここに呼んだからこの後行ってくれる?

齋藤詩織

分かりました

コンコン🚪

渡辺

失礼します。経理課の渡辺です

齋藤詩織

初めまして。営業1課齋藤です。
よろしくお願いします。

渡辺

よろしくお願いします。
では参りましょうか。

齋藤詩織

はい。

○○商事 坂本

この度はご迷惑を
お掛けしました。
ご気分を害してしまったこと
心よりお詫び致します

齋藤詩織

いえ、そんな。

○○商事 坂本

担当の変更に伴い、再度弊社で内容の精査を行った結果、以前ご提案頂いておりました、委託発注の分を御社にお願いしたく、御足労を頂いた次第です。

齋藤詩織

え?

○○商事 坂本

こちらが見積もりで頂いていた
資料です。

齋藤詩織

はい。

○○商事 坂本

外注分で発注していたこちらの分を
新たに追加契約をお願いします。

ぱら。 資料を渡される。 今契約している売上の 約2倍の上乗せ。

渡辺

拝見いたします。

違和感しかない。 なんか変…? 手が加えられてるとかじゃなく うまく説明できない…

渡辺

お聞きしてもよろしいでしょうか?

○○商事 坂本

なんでしょう?

渡辺

これだけの部分を外注にされていたのに
今になって弊社への変更をされる
決断をなさった訳です。

○○商事 坂本

外注を依頼していた会社が
経営難で撤退を余儀なくされまして。
工事もじき始まりますので今から新たに外注先を探すのも難しい状況で。
御社でしたら資材の確保も指定ルートをお持ちですし安定供給出来ることが確認出来ていたので。お願いする事を決断いたしました。

渡辺

そうですか。

○○商事 坂本

それに…齋藤さんのケアが契約前も後も
しっかりされていましたし、御社とのお付き合いを確固とした方が弊社にとっても有益になると判断した次第です。

渡辺

お話いただきありがとうございます。では書類の作成に入らせて頂きます。

齋藤詩織

過分な評価ありがとうございます。

○○商事 坂本

いえ。社長も齋藤さんのファンですよ(笑)

齋藤詩織

ありがとうございます。

○○商事 坂本

では契約書作成が終わられるまで
別室にてお茶をご用意させましょう。

齋藤詩織

いえ、こちらで書類の確認を行いますのでお気になさらず。

本来弊社契約書は二人以上で確認することとなっております。
作成が出来ましたらご連絡させて頂きますのでお仕事にお戻りください。

○○商事 坂本

分かりました。では後ほど伺います。

渡辺

30分程で終わるかと思いますので

齋藤詩織

(え?30分?)

室内にパソコンを叩く音が響く。 タイピングの音が心地いい。

渡辺

少しお休みになられては
いかがですか?

齋藤詩織

え?

渡辺

今はする事も無いですし…

齋藤詩織

いえ。大丈夫です。

渡辺

では、今のうちに目を休めてください。これから条項文を大量に読んでいただがなくてはいけないので。

あ、そういう事ね

齋藤詩織

分かりました。

ソファの背もたれに身体を委ね 手置きの部分に腕を重ねて 言われた通り目を閉じ目を休める。 カタカタとタイピングの音だけが 一定リズムで聞こえている。

渡辺

…………。

齋藤詩織

……コク……コク……

渡辺

(堂々と寝ればいいのに…兄さんなら絶対寝てるだろうなw頑張り屋さんなんだ。)

20分後

齋藤詩織

スゥ…

渡辺

………(確認作業も終わって完成したけど、もうちょっとだけ待つか。先に監査部に送っておこう。)疲れてんだろうな…。

渡辺

(寝顔 可愛い…)

更に10分後

渡辺

……出来ました。

齋藤詩織

(ビクッ)お疲れ様でした。確認します……渡辺さんも目を休めて下さい。

齋藤詩織

……………。

凄い完璧だ。 契約条項も分かりやすくまとまってる。追加契約に関する条項も 問題なしだ。

齋藤詩織

問題ありません。
では坂本さんに連絡入れますね。

内線で連絡をし坂本に 出来上がった旨の報告をする

5分後

○○商事 坂本

失礼します。

齋藤詩織

こちらが契約締結書になります。ご確認下さい。

○○商事 坂本

はい。結構です。問題ありません

無事締結 大口契約決まりました! 初快挙です。

渡辺

お疲れ様でした。
お待たせして申し訳ありませんでした

○○商事 坂本

いえいえ。ワガママを言わせていただいたのは弊社の方ですから。本来なら1週間位時間あけて準備するのに…

渡辺

ベースの契約あるので問題ないですよ。

齋藤詩織

今後ともどうぞよろしくお願い致します

二人で会社に戻る

タクシーの車内

渡辺

○○まで

齋藤詩織

お疲れ様でした。

渡辺

あ、はい。お疲れ様でした。

齋藤詩織

……優秀なんですね。

渡辺

え?

齋藤詩織

経理課で契約書作成こんなに早く終わるの初めて見ました。

渡辺

買いかぶりですよ。
追加契約分だけです。

渡辺

少し寝てても良いですか?
さすがに疲れました。

齋藤詩織

あ、どうぞ。着いたら起こしますね

齋藤詩織

報告しなきゃ…

携帯を出し電話をしようとすると 左折で車がグンと重力で 身体が持っていかれる

齋藤詩織

え?

渡辺の頭が肩に倒れかかる コテ…ッ…

渡辺

スゥ……Zzz

齋藤詩織

(気持ちよさそう。起こすの悪いなぁ。)

齋藤詩織

メールでいっか。

お疲れ様です。 無事契約締結しました。 これから戻ります。 齋藤

齋藤詩織

(無防備…ww)

齋藤詩織

(こんな顔見ちゃって良いのかな…)

寒くないように 自分の上着をかけてあげて しばらく寝顔を見つめていた 詩織でした。

トントン…

齋藤詩織

渡辺さん……着きましたよ

渡辺

あ…(ガバッ)

渡辺

すみません💦

齋藤詩織

Ww…いぇ。気持ちよさそうだったので。起こすの悪いなって思っちゃって。ww

渡辺

恥ず…

齋藤詩織

大丈夫です。
居てくださって助かりました

齋藤詩織

戻りました!

深澤辰哉

先輩おかえりなさい!

齋藤詩織

あ、深澤くん、ごめんね

深澤辰哉

いえ。そろそろお昼ですよ。

齋藤詩織

ごめん、まださっきの
続きが残ってるの…
時間になったらお昼行ってきて

深澤辰哉

分かりました。
あ、これ秘書課の人から
差し入れですって。

齋藤詩織

Go〇vaのチョコレートだ!
深澤くん食べた?

深澤辰哉

もちろん!頂きました

ハイ✋ウソ 本当は俺が先輩の為に用意しました! 先輩の好みは熟知してるんで

昼飯どうしようかな… 先輩と一緒にじゃないなら 社食でもいいか…

社食

何食おっかな…

Mob女

深澤くんお疲れ様!

誰だったかな?確か同期の…… …う~ん…と あー思い出せねぇ。

深澤辰哉

お…おぅ!おつかれ

Mob女

今日カツカレーがオススメだって…

深澤辰哉

ふぅんそっか…じゃあな!

深澤辰哉

味噌ラーメン1つ!

先輩…どうせ食べないんだろうな… 倒れちゃわないと良いんだけど。 そもそも腹減らなのかな…

通りがかりで変な事を聞かされる …アレ…同期の渡辺だ。

渡辺

女の子の肩で寝るとかありえない…
やっちゃったよ。恥ず

経理課男子

マジか!ヤベェな。そんな事ある?

渡辺

契約終わって気が抜けたんだよ…

アイツ確か今日先輩と同行して… 待てよ…肩で寝た? 先輩の肩で寝ただと?(💢'ω') しかも先輩まだ仕事してんのに お前は悠々と昼飯?💢💢

深澤辰哉

なんか腹立ってきた

深澤辰哉

さっさと食って先輩のとこ戻ろ。
差し入れ何にしようかな……

深澤辰哉

BLTサンドとプリン🍮あとキャラメルラテ。俺のカフェラテも買って

深澤辰哉

よし、戻るか

深澤辰哉

戻りました~

ほら、まだ仕事してる。 もうすぐ1時ですよ先輩…

深澤辰哉

まだかかりそうですか?先輩

齋藤詩織

あ、おかえり!

深澤辰哉

はい。これ食べてください

齋藤詩織

なに?

深澤辰哉

時計見てます?
もう1時になりますよ。
ここ逃したら食べないでしょ?

齋藤詩織

あ…

齋藤詩織

でも…

深澤辰哉

さっき社食で経理課の人
見かけたからまだ大丈夫ですよ。
今のうち
食べちゃってください。

齋藤詩織

ん~。

深澤辰哉

食べながら
仕事しないで下さいね

齋藤詩織

え…。

深澤辰哉

食べる時はちゃんと食べる!
体に悪いデスヨ

齋藤詩織

分かったよ。

パソコンから手を離し 渡した サンドイッチに 手をつける。 これも後輩である俺の仕事。 いつでも自分の事は 二の次三の次なんだから

深澤辰哉

こうして日々先輩に
教えられながら次第に
自分の営業先も広げて
行くようになったある日…

長くなっちゃったので 今日はここまで✋

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