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新座あかり
大谷優人
新座あかり
大谷優人
大谷優人
大谷優人
新座あかり
大谷優人
大谷優人
新座あかり
大谷優人
突然、こんな手紙を送りつけて済まない 大谷なら、無事に彼女の所へ 手紙を送れると判断した あかり、もう手紙が届いていたら僕は此の世にはいないだろう 僕は癌に冒されている あかりに、こんな手紙を送ることはないと思っていた
僕は、君に何かしてあげられただろうか はじめて会った日のことを覚えてるかい? 大喧嘩して家出をした君を見つけた日だ 谷山の家で呑み、酔っぱらっていながらも君を女神と言った
にやけ惚気話に大谷は変な顔をしていた 感動できる映画も見たよね 写実的な絵の展覧会にも行ったね しかし、僕は残り少ない命の中 きみに何かしてあげられたかと心残りだ 旅館での、酔っぱらっていながらも告白はまあ、僕の黒歴史だろう
君は君の人生がある 君なら、なんとかなる 僕は君に何か残せるとしたら、この指輪だろうか 病気が治ったらと買っておいた指輪です
わたしはここで、泣いてしまい、大谷さんに迷惑をかけてしまった