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逆ストーカー

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逆ストーカー

1 - 逆ストーカー

♥

19

2020年06月19日

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ストーカー

突然だが俺はストーカーだ。

ストーカー

自分でもそう自覚している、気持ち悪いって思うだろ笑

ストーカー

でも、俺はあの日を境にもう二度ストーカーをするまいと心に誓った。

ストーカー

うんうん、伊織ちゃんは今日も可愛い。

いつものように俺は伊織という子にストーカーをしている。

近所の叔母さん。

あら、伊織ちゃん今日も可愛いわね〜

伊織

ああ、叔母さんありがとうございます。

近所の叔母さん。

伊織ちゃん可愛いからストーカーとかされてるんじゃない?

伊織

あ、そう言う人居ました笑

近所の叔母さん。

ええ?!、伊織ちょっと大丈夫なの?!

伊織

はい、大丈夫です笑、ご心配頂き有難う御座います。

伊織

ま、そのストーカー達は、

自転車に乗った通行人

あ、危ない!

伊織

あ、す、すいません!

近所の叔母さん。

ちょっと、貴方危ないわねそっちこそ気おつけなさいよ!

自転車に乗った通行人

す、すいません。

叔母さんの圧に負けたようだ、慌てて自転車の通行人も申し訳なさそうに謝っている。

しかし、さっき彼女が言いかけた事が気になる。

伊織

叔母さんそんなにその人を責めないでください、私の不注意でもあります、本当にごめんなさい。

ストーカー

伊織ちゃんは可愛い上に真面目だし良い子だな〜

俺はますます彼女への好意と興味が湧いた。

近所の叔母さん。

伊織ちゃんは本当にいい子ね〜

自転車に乗った通行人

もうそろそろ行ってよろしいでしょうか?

近所の叔母さん。

良いわよ。

自転車に乗った通行人

じゃ、失礼しました〜

美香

あ、沙織じゃん何かあったの〜?

伊織

あ、美香実はね〜

伊織は今あった事を全て話した。

美香

へ〜大変だったね笑

伊織

本当だよもう笑

美香

叔母さん相変わらず怖いよねー

伊織

し!、叔母さんに聞こえてたらどうするの?

美香

あの人あそこまで耳よくないでしょ。

美香

もう年だし笑

伊織

まあ、確かにね笑

ストーカー

あの子美香って言うんだな、あの子も可愛いな〜

ストーカー

まあ、沙織への気持ちは変わらないけどな。

伊織

でさ〜

美香

マジで〜?

ストーカー

おっと、行けないここからは流石に怪しまれるからな、取り敢えず下校時間になるまで家に帰っていよ。

夕方

ストーカー

そろそろ、下校するころだけどな〜、いるかな沙織ちゃん。

そう言って待っていると、続々と生徒達が校門から出て行く。

かなり人数も多いから探すのに苦労した。

もしかしたら紛れ込んでもう帰ってるんじゃないか?と言う不安もあったが、待っていると彼女は現れた。

ストーカー

お、沙織みっけ。

ストーカー

さてと着いて行くとしますか。

ストーカー

今日は友達と帰っていないみたいだな。

ストーカー

ま、その方がストーカーしやすいし、ありがたいんだけどな。

そして彼女が家に着いた所で俺は自分の家に帰った。

ストーカー

さてと、次はカメラで観察しちゃうぞ〜

ストーカー

楽しみだな〜

俺は彼女の家につけてある盗聴器とカメラを作動させ引き継ぎストーカー行為をする事にした。

俺はいつものように沙織を観察する。

彼女はいつものようにソファーに座ってテレビを見ていた。

ストーカー

もっと別の動かないかな〜

そう俺が退屈していた時彼女はソファーから立った後テレビの電源を切ってどこか別の場所に向かう。

ストーカー

ん?どこに行くんだ、庭に向かって行ってるな。

庭まではカメラを取り付けていなかったので画面から見切れでいたがしっかりとその行動は読み取れた。

すると彼女は何かでかい袋を、カメラの前に持って来た。

ストーカー

ん?なんだ?

俺は疑問に思いつつ見ていたすると、彼女は袋を逆さにした。

だが、それを見た俺は鳥肌が一気に立った。

なんとその袋から手、足、腕様々な体の部位がバラバラとおちて来た。

そして彼女はカメラの前でこう言った。

伊織

貴方もこうなりたくなかったらとっととこんなこと辞めな?

彼女は満面の笑みでカメラの前でそう告げた。

恐ろしくてたまらなかった。

ストーカー

な、なんだよ!!こ、これ!

俺は勢いよく画面を叩きつけた。

それと同時にもう二度ストーカーをするまいと思った。

カメラと盗聴器は次の日回収した。

しかし、あの光景は一体なんだったのだろう、そしてなぜ彼女は俺がストーカーだって分かってたのだろうか。

今でも謎である。

伊織

ふふ、

伊織

まさか私が貴方をストーカーしてたなんて思って無かったでしょうね笑

伊織

あれはただの飾り、まさか騙されるだなんて笑

伊織

本当に最高だったわ、あの驚いた表情と恐怖する顔。

伊織

これからも貴方の事を追い続けるわ。

伊織

どこまでも。

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