永遠の夏の君と海

設定 💗💙は2人とも高2です

今日は9/1

夏休み明けの最初の登校日

8:05

キーンコーンカーンコーン

俺は急いで窓際の自分の席につく

俺は外を眺める

俺の住む街は海が近いから、 ここの席からだととても綺麗に見える

クラスメイト:wwwwwww

と言いつつ外を眺める

wwwwwwww

俺は毎年この時期になると思い出す

あれは3年前…

あれはまだ俺たちが中学生で

俺がまだ新しいクラスに 慣れずにいた5月頃だった

俺はある3人組を眺めていた

あいつらはクラスの中心人物

いわゆる人気者だ

無口で隠キャな俺には関わりのない人

…なはずだった

目があった…

何もされないといいけど…

友達でしょ？

なんか嵐が急にやってきて すぐに去っていったな…

それから俺と💙はもっと仲良くなった

その時にはもうクラスにも 打ち解けられるようになっていて

楽しい学校生活だった

このまま楽しい時間が続くと 思っていた

けれど

時間というものは儚いもので

幸せは

一瞬にして散った

💙は原因不明で急に倒れた

この時の俺はまだ

この先のことを甘く見ていた

また1週間もすれば一緒に遊べる、と

でも、そんなことは無かった

それからは💙について

クラスの中で暗黙の了解のように

誰も触れなかった

触れてしまったら いけないような気がして。

高校1年の夏休み

よーい、どん！

ﾊﾟﾁｯ、ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

この💙の願いが叶うこともなく

💙はいなくなってしまった

あの頃の君に会うために

永遠の君に会うために

永遠の夏の君と海 end