/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
シェアする/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
リラ
※今回短い
な🩶
……
あの遊園地の一件から数ヶ月。 か❤️てぃーの病気は一気に進行して、 入院することになった。 たまに病院から危篤になったって連絡が来るけど、 僕が着いたらすぐに安心して治るのが常だった。
な🩶
はあ、夜ご飯作らなきゃ。
野菜を切ろうと、包丁に手をかけた次の瞬間。
けたたましい病院からの着信音が部屋に響いた。
な🩶
！！！！
な🩶
お願いか❤️てぃー、間に合って……！
な🩶
はあっ、はあっ…
な🩶
後少し、エレベーターなんか使ってらんない……！
病室のドアを開けた瞬間、
まるで効果音のように、
嫌に長い電子音が鳴り響いた＿＿。
な🩶
か、か❤️てぃー！！！
な🩶
ねえ、生きてるの？！
な🩶
ねえ、返事してってばｯ！！！
な🩶
目を開けてよｯ！
な🩶
この馬鹿赤メッシュ厨二病！！！
な🩶
あの日、永遠の愛と命、誓ったじゃん！！！
医者
……20XX年、11月3日午後6時20分13秒、死亡を確認しました
医者
ご臨終です
医者
かい❤️さん、大変よく頑張られました
医者
最後の言葉が録音されていますので、お聞きください
「ゔあ゛ｯ……！な、くｯ……！」
「な🩶っち……大……」
な🩶
……じゃあ、僕は今から、
な🩶
君の言葉の続きを、確かめに行くよ
な🩶
みんな、バイバイ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ