この声って…
?
いや~、本当にどういうことだよ
姿は見えないが、分かる。
一年前、散々会ったもん。
?
なぁ?誠也くん?
名前を言われた瞬間ビクッと震えた。
怖い…
小島健
誠也君大丈夫ですか?
末澤誠也
うん…
小島健
あの、この声の人って…
これは、人なんかちゃう。
末澤誠也
この声は、悪魔や
その瞬間、悪魔は姿を現した。
?
いやいや、何言ってんの
天使?
天使だって最初にあったときにいったじゃん
末澤誠也
天使なんかちゃうやろ
末澤誠也
天使は俺のこと脅したりしない
その瞬間、フラッシュバックする過去。
小島健
どういうことや?
末澤誠也
こいつが、一年前、俺と小島を別れさせようとした
天使?
いや、俺は天使だよ
天使?
ある二人が、お前らを別れさせたいって言ったんだよ
天使?
だから、二人を別れさせるように、
天使?
誠也を脅したわ☆け☆
天使?
あと、俺は、運命とか奇跡というものは大っ嫌いだ
天使?
それなのに、
天使?
記憶を消したはずの小島は思い出すし、
天使?
二人出逢っちゃうし、
天使?
しかもまた付き合っちゃうし
天使?
本当になんなの!!
天使?
お前らは“俺たち奇跡や運命でできてま~す☆”って顔しやがって!
天使?
ウザイんだよ!
天使?
こんなにイラついたのは久しぶりだよ
こんなこと言う奴は、
絶対天使ちゃう。
天使?
普通記憶を消した人は一生思い出すことはないし、
天使?
もう一生会わないように設計してあるし、
天使?
あったとしても、俺に脅されているからもう一回付き合うなんて言わないし
天使?
本当にウザイ
天使?
あぁ、そんなに二人一緒にいたいか?
天使?
あぁ分かったよ
天使?
二人もろとも殺してやる
そう言われたとき、
末澤誠也
俺、小島と一緒なら死んでもええよ
と言った。
これは、狂っているのか?
小島健
俺も
天使?
チッ、分かったよ、殺してやる
そう言って、俺たちに刃物を向けて思いっきり振りかぶった。






