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あぁ、俺ら刺されたんやな。

そう思った。

天使?

ゔっ…

ん?

「ゔっ」という声が聞こえたと思い、ゆっくりと目を開けた。

そこには、

背中を刺された悪魔がいた。

小島健

え、なんで?

末澤誠也

ぁ、悪魔の後ろ

悪魔の後ろには、

ナイフを持った大晴と正門がいた。

小島健

え、ちょ、大晴!?

そういい、小島は大晴に駆け寄る。

正門良規

誠也くん大丈夫ですか?

末澤誠也

ま、まぁ

末澤誠也

正門は?

末澤誠也

ていうか、どうして?

正門良規

全然平気です

正門良規

さっきたまたま大晴と会って、

正門良規

大晴がこじけんちに忘れ物したって言ってたから取りあえずついてきました

正門良規

そしたら、こういう状況で…

正門良規

そしたら急に大晴がナイフを持って…

末澤誠也

…そっか

正門良規

でも、どうして天使が?

末澤誠也

!?知っとるん?

正門良規

はい

正門良規

一年前、俺に天使が会いに来て

正門良規

『お前、末澤誠也のことが好きだろ?』って言われて

正門良規

否定出来ませんでした

正門が、俺のことを…?

正門良規

それで急に『お前を幸せにしてやる』って言われて気づいたらいなくなっていました

“2人が俺らが離れることを望んだ”

悪魔はそう言った。

それってもしかして__。

正門良規

でも、俺はこじけんといるときの誠也くんの笑顔が大好きです

正門良規

まぁ普通の誠也君も好きですけど(笑)

正門良規

なので、俺の分も

正門良規

こじけんとちゃんと幸せになってください

末澤誠也

…うん グズ

正門良規

もう、泣かんとって?

福本大晴

誠也くん!

末澤誠也

…大晴

福本大晴

こじけんのこと、もう一回しっかり幸せにしてあげてくださいね

福本大晴

案外こじけん嫉妬深いですけど(笑)

末澤誠也

ふふっ、知っとる

福本大晴

はい、じゃあよろしく頼みます

末澤誠也

うん

天使?

チッ、本当に大っ嫌いだ

そういい、玄関から出ていった。

それから、小島と目が合い、

そっとキスを交わした。

小島の部屋の片隅には、カスミソウが太陽の光に照らされ、

優しく微笑んでいるようだった。

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