テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
命崎 華子
命崎 鈴
命崎 華子
命崎 華子
命崎 鈴
命崎 鈴
命崎 明
命崎 明
命崎 華子
命崎 明
命崎 鈴
ソレは、突然の事でした
今まで気づかなかったのですが
黒い影は、
ゆっくりとゆっくりと
近づいていたのです
そして、突然、姿を現すのです
女手一つで、2人の子供を育てるのは、
とても大変
だけど、それ以上に楽しいのです
私の、生きる意味
ソレが、この子たちでした
命崎 鈴
命崎 鈴
命崎 明
命崎 華子
食べ始めて、10分後
明が止まっていることに気が付きました
命崎 華子
命崎 明
命崎 華子
命崎 華子
命崎 明
命崎 鈴
命崎 鈴
命崎 明
このとき、気づけばよかった
黒い影に
忍び寄る、病魔の影に
命崎 鈴
命崎 明
命崎 明
命崎 明
命崎 華子
命崎 明
命崎 華子
命崎 鈴
あの子、明は
注意欠陥障害をもっていました
注意欠陥障害とは、
忘れ物をよくしたり、記憶力がない
整理整頓ができない
などという、障害です
だから、明は
その障害のせいで小学六年生の時
いじめられていました
悪口が多かったのですが、
絵の具をかけられるなど
悪質なイジメもありました
先生に伝え
教育委員会からもイジメの判断となり
緊急保護者会も開かれ
6年生の時をなんとか乗り切りました
明は、少し人と違いますが
普通の子です
世の中、そういう人がたくさんいて
頑張って生きています
その人達は、他の人と変わりません
同じ人間で、地球に暮らしている
仲間同士です
命崎 華子
命崎 華子
命崎 華子
命崎 明
命崎 明
命崎 明
命崎 明
命崎 明
命崎 明
病魔は
いつの間にか近くにいて
とてもこわい
その後、何回も
原因が分からない吐き気が
続いたので、めいを
病院に連れていくことにした
看護師
命崎 明
命崎 華子
明は、今中学生
不安でしょうがないのでしょう
命崎 華子
命崎 華子
命崎 明
明は、いつもくまのカチューシャをしています
ギュッ
明が、手をつなぎました
あら、可愛い子、大好きだよ
命崎 明
検査が終わり、結果を先生が言います
2人しかいない、部屋で
医師の松田
命崎 華子
医師の松田
命崎 華子
私は、現実を受け止められませんでした
医師の松田
医師の松田
医師の松田
医師の松田
医師の松田
医師の松田
命崎 華子
ガンなんて、空想のものだと思っていました
ましてや、余命なんて
先生の口からペラペラ言葉が出てくるけれど
1割もわかっていなかったと思います
医師の松田
医師の松田
命崎 華子
医師の松田
医師の松田
医師の松田
医師の松田
医師の松田
医師の松田
医師の松田
命崎 華子
医師の松田
医師の松田
命崎 華子
こうして、娘にいきなりされた余命宣告
命崎 華子
命崎 華子
明には、受付のところで、待ってもらっていました
命崎 明
命崎 明
命崎 華子
命崎 明
命崎 明
命崎 華子
コレは伝えるべきなのでしょうか
つらい、真実を
伝えるべきなのでしょうか
本人が選ぶのが良いのでしょうか
神様、あまりにも酷すぎます
神様、あなたがこうしたのなら
酷すぎます
どうすれば、いいのでしょうか