雷斗(らいと)
俺と付き合ってくれ『 雪姫』
雪姫(ゆき)
私なんかで良いの?
雷斗(らいと)
俺は雪姫が良いんだ
雷斗(らいと)
絶対に泣かせたりしない。
雪姫(ゆき)
本当に?
雷斗(らいと)
もちろん
雪姫(ゆき)
雷斗君を信じるよ
雷斗(らいと)
本当か!
雷斗(らいと)
ありがとう
雪姫(ゆき)
よろしくお願いします
雷斗(らいと)
よろしく 絶対守るからな
雪姫(ゆき)
ありがとう
これが私と旦那の始まり
それからというもの、2人は仲の良いカップルだったが、雪姫がモデルの仕事をするようになると…
カメラマン
雪姫ちゃんこっち向いて
カメラマン
ちょっとセクシーに行こうか
カメラマン
OK、
カメラマン
じゃあ次は、弾けてる感じで
カメラマン
もうちょっと
カメラマン
元気な感じに
雪姫(ゆき)
(雷斗に会いたい)
カメラマン
OK OK
マネージャー
雪姫次の仕事に行くわよ
雪姫(ゆき)
はい。
雪姫(ゆき)
おはようございます
雪姫(ゆき)
冬崎 雪姫です
雪姫(ゆき)
よろしくお願いします
ディレクター
よろしくね 雪姫ちゃん
スタッフ
では、今回のライブは
スタッフ
雪姫さんのデビューライブ!
スタッフ
まずは、ライブ名を決めます
スタッフ
意見がある人は、いませんか?
雪姫(ゆき)
あの、こんなのはどうでしょう
雪姫(ゆき)
冬の妖精
スタッフ
良いですね。
スタッフ
それに何か付けたせれば
ディレクター
舞い降りる…
ディレクター
冬の妖精この地に舞い降りる!
ディレクター
これだ!
スタッフ
さすがですね ディレクター 雪姫さん
スタッフ
それではライブ名は
スタッフ
冬の妖精、この地に舞い降りる!
スタッフ
で行きます!
スタッフ
今回のライブ時間は2時間半セットリストを決めたいと思います。
雪姫(ゆき)
あの、私に考えさせてください。
スタッフ
大丈夫かい?
雪姫(ゆき)
もちろんです
ディレクター
じゃあ、お願いしよう
雪姫(ゆき)
ありがとうございます!
スタッフ
次に、宣伝です
スタッフ
宣伝はとても大切です
ディレクター
もちろんTVでも宣伝するからね
雪姫(ゆき)
はい!
スタッフ
他に何か特別な…
雪姫(ゆき)
ぴら配り…
スタッフ
ん?
スタッフ
どうかした?
雪姫(ゆき)
あ、あの、チラシを配る何てどうでしょうか
スタッフ
それでは、人手が必要ですね
ディレクター
んー
雪姫(ゆき)
私がやります
スタッフ
え?
マネージャー
そんなのする時間は無いわ
ディレクター
そうだよ、売れっ子なんだから
雪姫(ゆき)
どんなスケジュールでもこなして見せます
雪姫(ゆき)
お願いします
スタッフ
しかし、なぜぴら配りなんだい
雪姫(ゆき)
ぴら配りなら、一人一人と向き合って行けるからです
スタッフ
どうします ディレクター
ディレクター
雪姫ちゃんがそこまで言うなら
ディレクター
やってみよう
雪姫(ゆき)
ありがとうございます
マネージャー
(雪姫も成長したわね)
スタッフ
それでは、今日はここまでです
スタッフ
明後日もよろしくお願いします
雪姫(ゆき)
お疲れ様でした
ディレクター
お疲れ様
スタッフ
お疲れ様でした
雪姫は車の中で
雪姫(ゆき)
マネージャー
マネージャー
どうしたの?
雪姫(ゆき)
こんな感じでどうかな
マネージャー
どれどれ
開演 4時〜1曲目 『 恋する私』 2曲目 『 あなたの星でいたい』 3曲目 『 dreamsCrown』 4曲目 『 Blue bird』 5時まで 5時〜ファッションショー 5時半まで 5時半からトークショー 5時50分からライブ 1曲目 『 煌めくサファイア』 2曲目 『 思いが届くと信じて』 ラスト 『 ここに刻むメロディー』
マネージャー
良いじゃない!
マネージャー
これで行きましょう
雪姫(ゆき)
やった!