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世一
え？
世一
癒神さん、人間苦手なんですか？
癒神
まぁ、四捨五入するとそうじゃな
世一
理由を聞いても？
癒神
それは白狐に聞くが良い
癒神
説明してくれるか?白狐
異類 白狐
何年ここにおると思っとるんじゃ、説明くらいできるぞ
癒神
そうか
癒神
ならよろしくな
異類 白狐
嗚呼
異類 白狐
あ、あと雷神に来るなと言っておいてくれ
癒神
嗚呼、そのつもりじゃ
異類 白狐
そうか
異類 白狐
じゃあ、またな
ﾃｸﾃｸ
癒神がどこかへ行く
異類 白狐
それじゃあ話すか
世一
よろしくお願いします
異類 白狐
癒神は元々人間だったんじゃ
世一
え？！
異類 白狐
そんな反応をするのも普通じゃろう
異類 白狐
彼奴は、糸師とやらの、従姉妹だったんじゃ
異類 白狐
糸師とやらはそなたも知っているじゃろう
世一
ま、まぁ
世一
糸師冴と、糸師凛ですよね
異類 白狐
嗚呼
異類 白狐
糸師とやらの兄弟は、彼奴のことは愛していたらしいが、彼奴は糸師兄弟を嫌っていたのじゃ
異類 白狐
そもそも彼奴は、好かれる事を嫌っていたのじゃ
異類 白狐
それで、彼奴は愛されていたことを知ってから、住んでいた家から飛び出した
世一
も、もう大丈夫です
世一
白狐さんはなぜここに
異類 白狐
我はそもそも人間ではないのじゃ
世一
え？じゃあなんなんですか？
異類 白狐
百鬼じゃな
世一
え？お、鬼？
異類 白狐
嗚呼まぁそうじゃな
今日は終わりだよ〜
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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