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ぬし
ぬし
時々、夢を見ることがある。 空に落ちる夢。
凛
そう、ぼうっと見ていると、だれかがやってくる。
???
誰かは、何かを優しく抱きしめる。
凛
そう聞くと誰かは、
???
そう呟く。そして、すぐだまる。
凛
なんでだろう。
凛
そうして何かは落ちていく。
凛
目が覚める。目を開けると、 いつもと同じ、天井だった。
凛
時計を見ると、もう4時を指していた。
凛
急いで起き上がる。 学校に行かなければいけない。 急いで朝ごはんを作って、お弁当を作って、髪を整える。
凛
起こさないように、そう呟き、私は家を出る。
外へ出た。 寒い風が頬を打つ。
凛
まあちょうど良い。あんまり早く行っても、駅のホームで立ち往生することになる。 まあおあいにく様、どうせ電車が来たってそのあと立ち往生するんだから何も変わらないが。
凛
そう体を震わせる。 誰かが聞いているわけでもないのに。 今の時間帯、空いている自習室なんてない。 だから、早めに学校の前について、立ち往生という名の勉強という迷惑行為をする。 いい加減生徒指導のゴリ松に飛び出されそうだ。
凛
なんで私の母はこんなにも早起きなのか。 その時間をもっと別のことにあてて欲しいものだ。
凛
そんな無駄な考え事をしていたら、気づくと駅に着いていた。
凛
そう呟く。 そしてまた、寒くて体を震わせる。 そうしたら、あいつがやってくる。
奈緒
凛
奈緒
凛
奈緒
うーさむ。 そう呟きながら、奈緒は私にくっついてくる。いつもと変わらない。 まあ、奈緒らしいっちゃらしいけど。
奈緒
凛
奈緒
凛
相変わらず抜けてるな。そうからかったら、奈緒はほっぺたを膨らませた。 その仕草が可愛いらしくて、思わず笑ってしまう。
結花
凛
結花
奈緒
結花
奈緒
結花
凛
2人とも、相変わらずだな。 そうこうしているうちに、電車がやってきた。
やっとなかに入れた。 外は寒くてたまらない。
凛
クラスメイト
奈緒
結花
相変わらず、クラスメイトたちは2人を無視する。
凛
奈緒
結花
クラスメイト
1時間目 体育
2時間目 国語
3時間目 音楽
4時間目 社会
奈緒
結花
凛
奈緒
結花
クラスメイト
5時間目 数学
6時間目 英語
凛
奈緒
結花
凛
クラスメイト
凛
誰と話してるの?
凛
あれ?ここはどこだろう。
凛?
凛
凛?
凛
凛?
凛
凛?
凛
凛?
凛
凛?
知らないくせに。
私たちは、友達。 そう、友達だったんだ。 絶対絶対、ずーっと一緒にいようって、そう言っていたんだ。
凛
結花
奈緒
友達、だったんだ。きっと。 トモダチ、だった、よね?
奈緒
結花
奈緒
なに…?この記憶。
知らない。
パシャ
水の音が聞こえる。 なんだろう。
結花
あれ? 結花が水を浴びてる。
奈緒
結花
なんで結花は泣いてるの? 水、冷たかったの? …ああ、そうか。机、落書きばっかでやなのかな。 あれ、あの子達は、喜ぶって言ってたのに。 絵、下手だったのかな。
クラスメイト
あれ、なんで、結花が泣いてるのに笑ってるの? …そっか、みんな笑うんだ。こうなったら、笑うのが正解なんだ。
凛
奈緒
凛
結花
凛
なんで奈緒は睨んでるの? なんで結花は泣いてるの? 笑えばいいんじゃ無いの? 笑うのが普通じゃないの? なんで普通じゃないの? どうすれば普通なの?
奈緒
凛
トモダチ?トモダチって何? トモダチがいるのが普通なの? トモダチじゃない? そっか、2人はトモダチじゃないんだ。
凛
奈緒
結花
凛
なんでそんな顔をするの…?
凛
もう暗いのに、屋上に誰かいる。 遠いから、よく見えない。
凛
仲間はずれにされちゃったのかな。 そうだ、屋上行こうかな。 補修の途中だけど。
グシャ
凛
2人が降りた? そっか、校庭行けばいいんだ。
凛
返事、無い? 嫌われちゃったのかな。
奈緒
凛
奈緒
え? トモダチなら、何をしても許されるんじゃないの? だってあの子達はそう言ってたよ? 凛と私たちはトモダチだから、私が凛に何しても許されるのって。
凛
ああそっか。 2人は、トモダチじゃないんだっけ。 あれ。トモダチって
なんだっけ。
凛
暗い。怖い。誰もいない。 …でも、なんだか暖かいような、懐かしいような感じがする。
凛?
さっきの人だ。 私と同じ感じがするな。 あそっか。2人はトモダチじゃないから。 だから、まちがえちゃったんだ。
凛
凛
ああ。結局私って、 トモダチ、知らなかったんだな。 ただの裏切り者だったんだ。
凛?
ああ、本当に醜くて、汚くて、大嫌いな
裏切り者。
ぬし