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天使になりたい僕たち

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天使になりたい僕たち

3 - 🕊𓂃 𓈒𓏸◌2:選ばれなかった心

♥

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2025年10月13日

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「天使になりたい」なんて言葉、 誰が最初に言い出したんだろう。

その言葉を聞くたびに、胸が少し痛くなる。 だって “なりたい” ってことは、 まだ “なれてない” ってことでしょ。

本当、こんなこと考えてる自分が

pr

バカみたい…(ボソッ

教室の隅でまぜ太が机に伏せて寝てる

ノートには落書きのようなメモが

mz

人を笑わせるのって、
自分が笑えないときほど簡単だ。(ノート

pr

ッ…

まぜ太の苦しみが痛いほど伝わってきた。 きっとおでは今、泣きそうな顔をしているだろう。

pr

まぜ太…まだ寝ているの?

mz

…寝たフリ。授業、重たいんだもん。

pr

今日のテーマ『後悔したこと』だもんね。

mz

後悔って…思い出したくないのに。先生、わざとだよな。

まぜ太の声はいつもより静かだった。 笑うときよりも、ずっと本音に近い。

〜放課後〜

おでと、あっとが先生にコンピューター室へと、呼び出された。

教師

“天使候補”の選抜が始まる。
君たちの“心の色”を、見せてもらう。

pr

ッ…!?

at

ッ…!

机の上には銀色の小さな機械が置いてある。 それに手をかざすと、脈拍と感情の波が色になって現れる。

教師

なるほど…

教師

ぷりっつは、淡い白と灰色が混ざっている状況。

pr

ッ…!

教師

あっとは、黒。深い夜のような黒だな。

at

ッ…(涙目

教師

まだまだ、未完成だな。

pr

未完成って…どうすれば白くなるんですか?

教師

誰かのために泣ける心を持つことだな

at

そんなの…簡単に出来るかよッ…(ボソッ

廊下に出ると、あっとがぽつりと、呟いた。

at

なぁ、ぷり。

pr

ん?

at

お前、本当に天使になりたいって思ってんのか?

pr

うん。

pr

だって…おで、誰を救えたら自分の価値が上がる気がするから…

沈黙。 蛍光灯の光がやけに白くて、 2人の影を長く伸ばしていた。

〜その頃まぜ太は〜

屋上。 俺は1人で空を見ていた。

mz

“笑ってる君が好き”って言われるたびに、本当の俺はもっと壊れていく…

俺は、スマホに保存されたメモを見つめた。

『もし、天使になれなかったら 僕は何になればいいんだろう。』

天使になりたい僕たち

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