水が部屋を出た後、 兄弟(黒含まない)達はベッドに座る
@ 白
@ 桃
@ 赤
@ 赤
とは言ってるものの、赤の 眠気はMAXレベル
ベットに横になれば一瞬にしてに 眠ってしまいだろう
@ 白
@ 白
@ 青
@ 白
白が問いかけると再び白の袖を グイッと引っ張る青
@ 白
@ 青
@ 白
白がベットの上に座っている横を ポンポンっと優しく叩く
青はその叩かれた場所に 満面の笑みで飛び乗る
@ 青
@ 白
@ 青
青はゆっくりと瞼を下ろした 夜空を映した様な瞳は、水平線を 輝き、閉じられていく 白が数回瞬きをすれば、 白に握られた手の力は段々 抜けてきた
完全に青が握った力が抜けると 青はもう夢の中だった
@ 白
@ 白
握られなくなった青の手の上に 白の手を包み込み、上げていた重い 瞼の力を抜いた
抜いた途端にドッと疲れと眠気が 押し寄せる
抗う暇も無いまま、白は 深い眠りの底へと落ちていった
@ 赤
@ 桃
@ 赤
@ 桃
桃は恐る恐る赤が座っておる場所の 前にちょこんっと座った
@ 赤
赤の指示通り桃は横になり 震える瞳で赤を見つめる
@ 赤
@ 赤
そう言いながら、赤は桃の傍で 横になる
このまま桃が寝るまで見守らないと ダメなのは分かっているのだが 赤の瞼は重く、気を抜くだけで 気付かぬ内に眠ってしまう
一瞬寝たは起き、一瞬寝ては起きを 繰り返す
数分経てば、桃は眠って…… 眠っていなかった
そんな桃の横で眠っているのは、赤 寝かしつけている内に、 何時の間にか眠ったようだ
爆睡、以上 他に言うことが無いぐらい爆睡
@ 桃
桃はベットの上に座り、 安らかに眠る兄弟達を見て 重い罪悪感に浸った
@ 桃
@ 桃
@ 桃
そう呟くと、ドアの前で 人音が聞こえる
@ 桃
桃は布団を被り、ドアに背を向け 瞼をギュッと閉じる
面影ある水髪の髪が ドアの影を伸ばす
@ 水
@ 水
@ 水
本人にとっては一生懸命寝たフリを 頑張っていると思うが、神様から 見ればただの幼子の遊び
可愛いのでこのまま放って置いても 良いとは思うのだが、自分だけが 置いていかれてると感じる環境を 長時間感じさせるのも悪いだろう
ただでさえトラウマも癒えていない 幼い子供に
気付いたら話は早い 一生懸命瞳を閉じてる桃の額の 上に、1cmぐらい間隔を開けて 手をかざす
そしてマナをバレない程度に 桃の体に浸透させる
このマナは身体に安らぎと癒しを 与えるもの
安心感に包まれ、眠りに 付きやすくなる筈だ
数分様子を見れば、桃から 寝息が聞こえてきた
安らかな桃の寝顔に 知らぬ内に笑みが溢れる
@ 水
@ 水
@ 水
@ 水
@ 水
コメント
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ごめん、また聞くけど通知来た?