ご無沙汰しております🙇🏻♀️
前回の小説の事なんですけど、 有難いことに好評だったので 消さないでおくことにしました!!
みなさん、 ありがとうございます😢
さてさてさて 今回もるぅころです💛💙
では、どーぞ🥀𓈒𓂃
君は両手を擦って 暖をとる癖がある
るくん
鼻の先を赤くさせて 君は笑った
こくん
僕らは付き合って 半年ほど経つ
だが、キスどころか 手すら繋いでいない
だからといって 遠距離とか仲が悪い わけでも全くない
むしろ、今のように 用事がない限り一緒に 帰ったりしている
るくん
るくん
こくん
見えなくなるまで 手を振ってくる君は 今すぐ抱きしめて しまいたくなる
だけどしない
こくん
こくん
君に触れたくて 仕方がない
それでも触れないのは
触れられないのは
手を繋ぐ勇気がないとか そんなちっぽけな理由では無い
遡ること半年前
君と付き合う 少し前のこと
君から電話がかかってきて すぐに君のいる 教室に向かった
るくん
君は1人で教室にいて 泣いていた
こくん
急いで傍に駆け寄った
肩を大きく震わせて 涙を零している君に なんて声をかければ 良いのか分からない
でも何も言う必要など なかった
るくん
君から口を開いてくれた
こくん
円満そうに見えてたのに
やっぱり周りから 見えているものと
見えていない部分では 大きな違いがあるらしい
こくん
君の泣いてる姿を見て ふつふつと怒りが湧いていた
それは紛れもなく 僕の今まで我慢していた 気持ちが爆発した瞬間だった
こくん
こくん
るくん
こくん
僕は気づけば るぅとくんよりも泣いていた
こくん
こくん
こくん
今更何を言っても遅いが 好きだと伝えなかったことを 後悔した
僕が君の恋人に なれていたなら
泣かせずに済んだのに
傷つけなくて済んだのに
こくん
こくん
こくん
るくん
るくん
るくん
こくん
こくん
こくん
君は泣きながら笑っていた
やっぱり君が好きだと 心から思った
るくん
るくん
るくん
僕らはこの後も 泣き続けた
しかし、今まで 縮まらなかった距離が 一気に近づいた
そして、一緒にいるうちに 僕は友達から恋人へ 昇格した
これが僕が 君に触れられない理由
触れてしまえば 君が嫌な過去を思い出して しまう気がして
そう思うと簡単に 手など繋げなかった
こくん
湯船に浸かりながら 携帯を眺めていると 君からのメッセージが届いた
るくん
こくん
明後日は君の誕生日
空けてないはずがない
なんなら、君に恋人がいた時だって何となく空けてしまっていた
るくん
るくん
文面からも君の笑った顔が 想像できる
お風呂から上がって ベットに寝転がる
こくん
実は君の誕生日は明後日だというのにまだプレゼントが決まっていない
こくん
ふと、君との帰り道を 思い出す
そういえば、寒そうに 手を擦っていたな...
こくん
僕は携帯を急いで開き 手袋 おすすめ と、検索をかけた
こくん
明日買いに行くことにして 僕は目を瞑った
君の誕生日当日
こくん
こくん
るくん
遊園地で1日中遊び 気づけばあたりは真っ暗だった
こくん
目の前にいつもの別れる 十字路が見えた
るくん
寂しそうに君が呟いた
こくん
背負っていたリュックから 丁寧に梱包された プレゼントを取り出して
こくん
君に差し出すと びっくりした顔をして 受け取った
るくん
るくん
こくん
少し恥ずかしくなって あまり顔は見れなかった
君は急いでリボンを解き 中身を取り出す
るくん
るくん
早速つけて見せてくる
無邪気に笑う君を見て また君に触れたくなる
今日くらい 許してくれないかな
こくん
るくん
同時に話し出してしまい すぐに黙った
こくん
るくん
君は小さく深呼吸して 口を開いた
るくん
るくん
こくん
るくん
君は突然笑い出す
なぜ笑っているのか分からず 少し困惑していると
るくん
るくん
るくん
こくん
ずっと寒いと癖で ついやってしまうのかと 思っていた
そしてそれが故意に やっていることなど 気づかなかった
こくん
こくん
とても気になって 答えをせがむと 君は恥ずかしそうに 顔を隠した
るくん
るくん
こくん
るくん
るくん
こくん
るくん
るくん
こくん
るくん
るくん
こくん
るくん
るくん
君の言葉を聞いて 僕は勢いよく抱きしめた
るくん
るくん
君は胸の中で ふわっと笑う
こくん
るくん
こくん
こくん
るくん
るくん
今日はもう 離れたくないから
このままずっと 触れていよう
こくん
こくん
るくん
るくん
君を幸せにできているかは 君にしか分からないけど
君の笑顔が見られて 僕は幸せだよ
コメント
34件
もう尊すぎて奇声発してましたw
尊すぎて人間から出るとは思えない音が出ました(なんの報告)
フォロー失礼しますm(*_ _)m