霜月秀太
おいやろう
黄月五夢
お断りします
霜月秀太
なんでた
黄月五夢
本当になんでですよ
黄月五夢
やる必要ないでしょ
霜月秀太
赤点回避したくないだろ
黄月五夢
もちろん赤点は取りたくないです
黄月五夢
だからといって全力で勉強して赤点回避できても
黄月五夢
どっちにしろあなたはやめることになるでしょう
霜月秀太
どうしてだ
黄月五夢
あなたは知らないと思いますが
黄月五夢
四夜が赤点回避できると思いますか?
霜月秀太
さぁ
黄月五夢
無理なんです
霜月秀太
そんなんなんで知ったかぶった気でいるんだ
黄月五夢
四夜に聞いてください
黄月五夢
とにかく無駄です
霜月秀太
無駄じゃないかもしれないだろ
黄月五夢
どうしてだ
霜月秀太
勉強しても俺はいなくなるからしなくていいといったな
霜月秀太
だが自分に力はついでいるんだ
黄月五夢
・・・なぜそこまでこだわるんですか
霜月秀太
小学生の頃の夢を叶えるためだ
黄月五夢
えっ?
霜月秀太
俺は小学6年だった頃の修学旅行にある女の子にあったんだ
霜月秀太
そいつの名前は忘れてしまったが
霜月秀太
元気で明るいお母さん思いの優しい人だった
霜月秀太
今も心に残ってる
黄月五夢
その女の子はあなたの初恋なんですね
霜月秀太
えっまぁそーいうことになる・・・な
黄月五夢
あなたは素晴らしいですね
黄月五夢
感動します
黄月五夢
勉強のことですけど
霜月秀太
やってくれるのか?
黄月五夢
いえ
黄月五夢
その子に会うためならあなたが勉強に取り組まなければですね
霜月秀太
え・・・
黄月五夢
私はその子に合わせるために協力します
黄月五夢
勉強頑張ってください!
霜月秀太
えぇぇぇぇぇ!!
五夢の勝ち