オーストラリア
ニュージーランド
オーストラリア
⚠︎ アメ日(日アメ?)要素、少し有
アクセサリー屋はネックレスやブレスレット、イヤリングなど様々なものが売っている。
アクセサリーを買うのであれば、さっき買った服と会うようなものがいい。
だが俺にはセンスがないため、4人に選んでもらう事にした。
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何分かかかってから、4人がこちらへと向かって来た。
なにやら黒色の何か1つだけしか持って来ていない。
カナダ
と言って、俺の額にその黒い何かを乗っけた。
ニュージーランド
俺は言われた通り、鏡で自分を見てみた。
するとそこには、サングラスを額にかけた自分がいた。
意外にも似合っており、やはり4人はセンスがあるなと改めて思う。
もうサングラスだけで十分だから、サングラスだけを買って店を出た。
買い物をするのはすごく楽しい。
特に、家族全員でするのは。
カナダ
イギリス
オーストラリア
ニュージーランド
あれ、皆は買い物をしないのだろうか。
もう帰るのであればただ俺に、付き添っていただけ。
せっかくなら皆も買えばいいのに。
アメリカ
そう言うと、皆は「あ、そうじゃん。何にも買ってない」と言った。
少しの沈黙が流れてから全員が同時に吹き出した。
カナダ
ニュージーランド
まだ時間は沢山あるから、みんなで色々なところを周る事にした。
ここはクレープ屋だ。
色々な味のクレープがメニュー表に書いてある。
どれも美味しそうだ。
クレープはカナダとオーストラリアが買いたかったらしい。
小腹が空いていたとの事。
2人は甘いものが大好きなのだろう、甘ったるいものを買って食べている。
ニュージーランドは今にもよだれを垂らしそうなくらい、口をあんぐりと開けている。
それに気づいたオーストラリアが「一口いる?」と言い、クレープをニュージーランドに近付けた。
ニュージーランドは満面の笑みを浮かべながら大きな口でクレープを頬張った。
親父は甘いものが好きではないのだろう。ただ賑わっている3人のことを、微笑みながら見ている。
次に行ったのは、本屋。
親父は紅茶を飲みながら本を読むのが好きなんだそう。
そしてここ最近、今持っている本を全て読み切ってしまったらしい。
だから、本屋に来たのだろう。
親父が本を買っている間、俺達は自由に本を読めるスペースに行き、小さな声で3人と話し、暇を潰していた。
少し経ち、3人はそれぞれトイレに行くなどしバラバラで行動した。
ただ俺1人だけは、この場に残った。
1人でいて、暇だったので無料で借りれる本棚に行った。
無料で借りれる本でも、色々な種類があり沢山ある。
どれにしようか悩んでいると、誰かとぶつかってしまった。
アメリカ
反射的に謝る。
その謝った相手を見ると予想外の相手がいた。
日本
そう日本だった。
予想外の相手にお互い固まる。
日本は眉間に皺を寄せ、こちらを見ている。
日本も俺と出会うなんて思いもしなかっただろう。
だって俺は日本達の所為で鬱病になったのだから。
日本の事を睨みながら見つめると、泣きそうな顔で俺に謝って来た。
日本
はぁ、またか。
そう簡単には許せない。
何故ならこんな事、前に何回もやられたから。
本意で謝っていたとしても分かりにくい。
アメリカ
日本
アメリカ
こう言う時は問い詰めた方がいい。
そうすれば諦めるだろう。
日本
……
何で泣いているのだろう。
演技か?
でも、声が震えているし涙声だ。
まじまじと日本の事を見ていたら、急に小さく声を出しながら泣き始めた。
この場には俺と日本の2人しかいないから、俺が悪い事をしたみたいになってしまった。
俺は慌てて日本の所に行き、泣き止ませようと頭を撫でた。
アメリカ
日本
日本
アメリカ
そう言うと日本は少しだけ目を輝かせ、俺の事を見つめた。
日本
アメリカ
すると日本は、俺に抱き付いた。
急に抱き付かれ頭が混乱していると、余計頭を混乱させる様な言葉を発した。
日本
アメリカさん
アメリカ
恥ずかしくて顔が赤くなるのが分かる。
日本も自分が言った言葉に恥ずかしさを覚えたのか、顔がブワッと真っ赤になる。
日本は顔を真っ赤にしながら、俺から身を離した。
お互い気まずく、目を合わせる事ができない。
するとカナダが戻って来るのが見えた。
日本に「じゃあな」と伝えてから、逃げる様にこの場を出た。
俺が「じゃあな」と言った時の日本の顔は、何か言いたげだった。
主
主
主
主
主
日本
日本
主
日本
コメント
2件
なんかもう全員かわいい…